1)本公演のみどころとプロデューサーとしての思いを教えてください。
このチャリティガラは、絶対に被災地で踊りたいという私の思いが実現したものです。第1回目はバレエは観たことがないという方達にも楽しんでもらいたい、明日から頑張ろうと思える夢や希望と力、そして何よりも、お客様の心に感動を与えられたら、という強い気持ちがありました。
このチャリティ公演の魅力は、各ダンサーが自分の本領を発揮できる作品を踊るということ。競演ではなく「協演」ということです。
2)今回2回目ですが、作品を選んだポイントは?
第2回目は、前回の公演ではお見せできなかった作品を入れました。ボリショイ・バレエのマリア・アラシュとルスラン・スクヴォルツォフにはグリゴローヴィッチ版の名作「ラ・バヤデール」、ブルックリン・マックの「パリの炎」、そして嬉しいことにブルックリン&エフセエワの組み合わも実現し、「ダイアナとアクティオン」を踊ります。
3)今回も古典作品が多いですね
古典作品には聴きなじみの音楽が多いことと、やはりクラシック音楽自体に癒しの力があると信じています。また古典の中にも、「こういうモダンな作品もあるんですよ」と紹介させていただきたい思いから選びました。
4)第1回目の印象深い思い出はありますか?
トップダンサー達は皆、初めて会った人が多かったにも関わらず、とても仲が良くなったのには本当に驚きました。ガラコンサートではライバル意識を持ってしまうのが普通なのですが、特に仙台での最後のフィナーレではお客様と心が繋がったのでしょうか、ダンサー達の目から涙が溢れ出ていました。
5)最後に一言お願いします!
東日本大震災からの復興を祈って集まってくれたダンサー達だからでしょうか、公演が進むにつれてとても温かな、通常のガラにはないような、独特の空気が会場を満たしていたのを覚えています。
そして第2回目のガラにも、ぜひ劇場に足を運んでいただき、この「協演」の時間を一緒に楽しんでいただけたらと思います。
「第2回グラン・ガラ・コンサート 私たちはひとつ!!」
◎仙台公演:東京エレクトロンホール宮城
7/9(水)18:30開演
S席9000円 A席7000円
河北チケットセンター022-211-1189
http://miyagi-hall.jp/events/4496
◎東京公演:Bunkamuraオーチャードホール
7/14(月)19:00開演
S席11000円 A席9000円 B席7000円
Bunkamuraチケットセンター03-3477-9999
http://www.tbs.co.jp/event/grand_gara2014/