第36回 ワンダフル one アワー クリスティーネ・ショルンスハイム(チェンバロ) & 古部賢一(オーボエ) デュオ・リサイタル

日独デュオによるバッハ父子の傑作

 ドイツ古楽界を牽引してきた歴史的鍵盤楽器の名手、クリスティーネ・ショルンスハイム。そして、日本を代表するオーボエの達人、古部賢一。休憩なしの1時間、名演奏家たちが濃密な響きの時間を届けてくれる人気シリーズ「ワンダフル one アワー」に、互いに気心の知れた二人の名手が登場し、バッハ父子の珠玉の名曲をしなやかに紡ぐ。
 チェンバロ・フォルテピアノ奏者として、国内外で精力的に演奏活動を重ねてきたショルンスハイム。現在はミュンヘン音大副学長として、後進の指導にも力を注ぐ。一方の古部も、ドイツの一線楽団に首席客演奏者として招かれるなど、国際的に活躍。二人はデュオとして、2008年には各地を巡る日本ツアーも行った。
 今回は、フルート作品から“原曲”とされるオーボエへと再構築された「ソナタ ト短調」(BWV1030b)や、ガンバ作品から再構成された「ソナタ ニ長調」(BWV1028)ほか、大バッハの作品を軸に。次男カール・フィリップ・エマヌエルの「ソナタ ト短調」(Wq135)や、古部の無伴奏による同じ調性のソナタ(Wq132)なども披露される。
文:寺西 肇
(ぶらあぼ2018年11月号より)

2018.11/1(木)15:00 19:30 Hakuju Hall
問:Hakuju Hallチケットセンター03-5478-8700
http://www.hakujuhall.jp/