9月29日から開催されていた「第12回 国際オーボエコンクール・東京」の本選が10月6日に、東京・紀尾井ホールで行われ、入賞者が下記の通り発表された。
第1位:該当者なし
第2位:浅原由香(日本)
第3位:アンドレイ・シュロキャン(ロシア)、アルマン・ジコルム(フランス)
最高位に入賞した浅原は、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。オーボエを池田昭子、小畑善昭、青山聖樹らに師事し、現在は、首都圏のオーケストラや室内楽で活動している。第10回日本ジュニア管打楽器コンクール第1位、第29回宝塚ベガ音楽コンクール第5位など、入賞多数。
「国際オーボエコンクール・東京」はソニー音楽財団初代理事長の大賀典雄発案のもと、オーボエの真価を広めると共に、優れた人材の発掘と育成に努めることを目的として3年に一度開かれ、若手オーボエ奏者の登竜門として世界に広く認知されている。今回の審査委員はハンスイェルク・シェレンベルガー(委員長)、モーリス・ブルグ、古部賢一らが務めた。
国際オーボエコンクール・東京
http://oboec.jp/