日生劇場がこのほどリニューアル・オープンし、NISSAY OPERA/ニッセイ名作シリーズ 2016 オペラ《セビリアの理髪師》を上演中だ。
去る6月11日(土)に行われた山本康寛組のゲネプロ(GP・最終総稽古)を取材した。
(写真は第1幕から。 Photo:M.Terashi /Tokyo MDE 2016.6.11)
日生劇場では「オペラをより多くの方に楽しんでもらいたい!」という思いから、NISSAY OPERAとして、一流の舞台を低料金で提供している。
また、「ニッセイ名作シリーズ」は、日本生命保険相互会社の協賛で行っているもので、子どもたちの豊かな情操を育むことを願い、1964年から50年間にわたり、全国で約777万名の小学校6年生をミュージカルへ無料招待してきた「ニッセイ名作劇場」を発展させた取組で、日生劇場のほか、全国の劇場に子どもたちを招待している。
今年度は、同公演の6月13日の日生劇場からスタートし、全16都市で小学生から高校生まで約3万名を、学校等の単位で無料招待する。
日生劇場は、2015年12月から客席、舞台設備の更新を中心とした大規模改修工事のため一時閉館。このほど工事が完了し「ニッセイ名作シリーズ2016」初日公演からリニューアル・オープンした。
なお、一般向け公演として上演される、6/18(土)、19(日)のNISSAY OPERA 2016 オペラ《セビリアの理髪師》では、28歳以下の学生向けに学生券を3,000円で販売する(要学生証提示)
NISSAY OPERA 2016
オペラ《セビリアの理髪師》
2016.6月18日(土)〜6月19日(日)、各日14:00日生劇場
●指揮:園田隆一郎
●演出:粟國淳
●管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
●合唱:C.ヴィレッジシンガーズ
【キャスト】
●6月18日
アルマヴィーヴァ伯爵:中井亮一
ロジーナ :富岡明子
バルトロ: 増原英也
フィガロ: 青山貴
ドン・バジリオ: 伊藤貴之
ベルタ:山口佳子
●6月19日
アルマヴィーヴァ伯爵:山本康寛
ロジーナ :中島郁子
バルトロ:久保田真澄
フィガロ:上江隼人
ドン・バジリオ:デニス・ビシュニャ
ベルタ:藤谷佳奈枝
フィオレッロ:清水勇磨(両日)
士官 :妹尾寿佳(両日)
アンブロージョ:木谷圭嗣(両日)
公証人:及川貢(両日)