ミコ・フォーガティ(左)が22日に渋谷のチャコットに登場。日本の未来のバレリーナのために、コンクールで勝ち抜くコツや日々のバレエ生活の模様などを語った。
2012年に上映された映画「ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!」が大ヒットを記録しDVD&ブルーレイ化が決定。その出演者の一人であるフォーガティは、映画出演後の2012年に、ヴァルナ国際バレエコンクールで銅賞を受賞、翌年にはローザンヌのベストスイス賞を受賞するなど目覚ましい活躍を遂げている。8月17日、18日は青山劇場にて「ローザンヌ・ガラ2013」の出演も果たし、「パキータ」のヴァリエーションを華やかに踊った。
映画撮影当時は13歳だったというフォーガティは「ミコちゃん」との愛称で親しまれているが、現在は16歳となり身長も伸びてすっかり大人な雰囲気で登場した。
小さな未来のバレリーナたちからは、「どうしてそんなに柔らかくなれるの?」「コンクールに向けてどんな準備をしているの?」「バレエをつらいと思ったときは?」などの積極な質問が飛び出した。
コンクールの準備はDVDを何度も観て研究し、柔軟性はバレエ用具を使っての日々のストレッチが欠かせないようだ。「バレエをつらいと感じたことはないけど、勉強との両立で体力的にも大変だったときはありました。でも家族とキャンプにバケーションを取ったらすっかりリフレッシュできたわ」と10代らしい快活な発言も。
今後の日本での活動はまだ未定だが、彼女の舞台を観たいという日本のファンも多いことだろう。これからの彼女の活躍に注目したい。
COBM-6464
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