[小耳大耳]Bunkamuraが再オープン

 約半年間にわたって行われたBunkamuraの改修工事が2011年12月に終了し、オーチャードホールをはじめ、シアターコクーン、ル・シネマ、ザ・ミュージアムなど各施設の営業が12月23日に再開した。オーチャードホールでは可動音響シェルターの美装化やステージ床の張り替え、音響スピーカーの全更新がおこなわれたが、場内の残響などは以前と変わりはないとのこと。客席は、1階前方中央ブロックの座席の配置が、ステージを観やすくなるよう改善されたほか、ビュッフェなども整備され、観客のニーズに応えるものとなっている。オーチャードホールでのBunkamura主催の公演としては今後「小山実稚恵の世界」が1月28日(土)に行われるほか、2月2日(木)から10日(金)にかけて熊川哲也Bunkamuraオーチャードホール芸術監督就任記念Kバレエカンパニー「シンデレラ」などが上演される。
 オーチャードホール以外では、シアターコクーンのリニューアル・オープン公演として演劇「下谷万年町物語」が1月6日(金)から2月12日(日)まで上演され、ザ・ミュージアムでは「フェルメールからのラブレター展」が3月14日(水)まで公開。ル・シネマでは「運命の子」「ミラノ、愛に生きる」の2本が12月23日よりロードショー公開中。HP