東京・春・音楽祭公式ウェブサイトで掲載中の「春祭ジャーナル」。音楽祭のプログラムや出演アーティストの魅力を紹介する人気コーナーから、選りすぐりの記事をPick Up！
春祭ライブラリー JR上野駅に「駅ピアノ」がやってきた!!
駅や空港、街角に置かれた誰でも自由に弾けるピアノ。文化の杜・上野公園の玄関口となるJR上野駅構内（公園口改札）にも2月20日、“一期一会”の音楽に触れる「駅ピアノ」が設置されました。東京春祭の開幕と鉄道開業150年を記念して、JR上野駅としては初の試み。音楽ジャーナリスト・飯尾洋一さんによるコラムでは、ストリートピアノの誕生秘話をご紹介♪
文・飯尾洋一（音楽ジャーナリスト）
JR上野駅に「駅ピアノ」がやってきた!!
〜イギリスから始まる “ストピ” 物語〜
すっかりブームが定着した感のあるストリートピアノ。商業施設や駅、空港などの一角にピアノが置かれ、だれもが自由に奏でることができる。いつの間にか「ストピ」という略称までできている。これがひと昔、ふた昔前だったら、ピアノを置いてもみんな尻込みして弾いてくれなかったり、苦情が出るのではないかと心配する場面も多かったと思うのだが、今や開かれた音楽文化の一形態となっている。YouTubeなど、ソーシャルメディアとの相性の良さも大いに貢献しているのだろう。
東京・春・音楽祭×鉄道開業150年 JR上野駅
「駅ピアノ in UENO」
【設置期間】2023.2/20（月）〜3/19（日）10:00〜19:00
【設置場所】JR上野駅 公園口改札内
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