子どもの感性を育てるクラシック名曲コンサート

豪華ゲスト出演! 色とりどりの響きを親子で楽しむひととき

 親子で生のクラシック音楽を楽しみたい。そんな要望にこたえてくれるのが「子どもの感性を育てるクラシック名曲コンサート」。だれもがどこかで耳にしている名曲を、フルオーケストラで楽しむことができる。出演者陣はとても豪華だ。MCに女優の杏、ゲストに脳科学者の茂木健一郎が招かれる。演奏は飯森範親指揮パシフィックフィルハーモニア東京。ソリストをピアノの福間洸太朗が務める。音楽監修は新井鷗子。

 親子コンサートでまず気になるのは、子どもの対象年齢だろう。この公演では4歳から入場可。お子さんをクラシックのコンサートに連れていく場合、親御さんの心配は尽きないものだが、周囲もみな同じような親子連れであることが与える安心感は大きい。一般的なクラシックの公演では未就学児は入場できないことがほとんど。しかし小学生になったからといってすぐに大人向けの公演に連れていけるかといえば、なかなかハードルが高いのが実情だ。その点、こういった親子コンサートであれば気軽に足を運べる。MCが入るのもありがたい。

 曲目はモーツァルトの《フィガロの結婚》序曲、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番第1楽章、ブラームスのハンガリー舞曲第5番、ラヴェルの「ボレロ」といった超名曲ばかり。公演時間は休憩ありの約100分。大人向けの公演より少し短めの設定だ。

 オーケストラのカラフルで迫力のあるサウンドが、子どもたちに特別な体験をもたらしてくれることを期待したい。
文:飯尾洋一
(ぶらあぼ2023年2月号より)

2023.2/12(日)12:30 16:15 Bunkamura オーチャードホール
問:チケットポート03-6327-3710 
https://www.ticketport.co.jp