ゴッホの人気展覧会に石田泰尚スペシャル・カルテットが登場!

角川武蔵野ミュージアムでアートと音楽のコラボレーションイベントを開催

 2020年、YOASOBIがNHK紅白歌合戦に出演したときの舞台として一躍話題となった角川武蔵野ミュージアムで、今年6月から体感型のデジタルアート展「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」が行われている。34台の高輝度プロジェクターを駆使し、1100㎡以上の巨大空間を映像と音楽で包み込み、ファン・ゴッホが見た世界を追体験する企画展。好評により予定の会期を延長して開催されている。

 そのゴッホ展に12月6日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席ソロ・コンサートマスター 石田泰尚が率いるスペシャル・カルテットが登場する。「角川武蔵野ミュージアム音楽Day」として、アートと音楽がコラボレーションするイベントで、360度に投影された映像に合わせ、映画音楽やロックなど、幅広いジャンルの曲を生演奏。観客は、着席ではなく場内を回遊しながら楽しむことができる。映像や絵画、音楽を最新のテクノロジーで融合した芸術を体験できる空間だ。

 展覧会の会場となっているグランドギャラリーでの生演奏は全5回(各回30分程度)。ヘンリー・マンシーニ作曲の「ひまわり」やキング・クリムゾンの代表作「21世紀のスキッツォイド・マン」など計8曲が演奏される。
 他にもミュージアムのエントランスでのウェルカムコンサートや、紅白の舞台となった本棚劇場でのミニコンサートはそれぞれ2回行われる(各回10分程度)。
 ゴッホとクラシックのサウンドが融合する貴重な一日、見逃せない。

本棚劇場(c)角川武蔵野ミュージアム
外観(c)角川武蔵野ミュージアム

石田泰尚スペシャル・カルテット × 「ファン・ゴッホ」展コラボ 『角川武蔵野ミュージアム音楽Day』
12/6(火)
ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム
営業時間/10:00~18:00(最終入館/閉館の30分前)


石田泰尚、執行恒宏(以上ヴァイオリン)
坂口弦太郎(ヴィオラ)
阪田宏彰(チェロ)

ファン・ゴッホ展コラボコンサート
ミュージアム 1階グランドギャラリー
カルテット演奏付き上映(各回30分程度)
10:45
12:15
14:15
15:45
17:15


フォーカス:フォーカスⅢ
マンシーニ:ひまわり
ピアソラ:アディオス・ノニーノ
マンシーニ:ピンク・パンサー
キング・クリムゾン:21世紀のスキッツォイド・マン
キング・クリムゾン:ムーン・チャイルド
レッド・ツェッペリン:カシミール
モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス

ウェルカムコンサート
ミュージアム 2階エントランス(各回10分程度)
10:15
16:30


本棚劇場ミニコンサート
ミュージアム 4階(各回10分程度、45分前に2階エントランスにて整理券配布)
11:30
15:00


弦楽二重奏(ヴァイオリン、チェロ)
グリエール:8つの小品より
プレリュード、子守歌、間奏曲
服部良一:蘇州夜曲

角川武蔵野ミュージアム
https://kadcul.com