インタビュー

マレク・ヤノフスキ(指揮)

 ワーグナーのオペラ・楽劇を毎年1作ずつ演奏会形式で上演してきた東京・春・音楽祭。いよいよ2014年から畢生の大作『ニーベルングの指環』のツィクルスが始まる。指揮を担うマレク・ヤノフスキは、2010年から13年にかけて、手兵ベルリン放送交響楽団とワーグナーの主要10作品を本拠地ベルリンにて演奏会形式で上演し、大成功に導…

ミーガン・ミラー(ソプラノ) 新国立劇場 《死の都》

マリエッタを歌えると思うと興奮してぞくぞくします!  19世紀末のベルギー、ブリュージュに暮らす紳士パウル。若くして逝った妻マリーの面影が忘れられない彼は、形見の金髪を抱きしめ恍惚とする。そこに突然現われたのが旅の踊り子マリエッタ。亡き妻と瓜二つの彼女に魅せられたパウルは現実と幻想の間で苦悩するが、妻の遺品を冒涜するマ…

山本耕平(テノール)

自分の未来を信じて歌います!  彗星のごとく現われた新進テノール山本耕平。29歳で《ドン・カルロ》の題名役に抜擢された彼が、考え抜いて選んだ歌の道を今ひた走る! 「悩める男や老け役が大好きなのです。東京芸大在学中にオペラ・デビューした際も役は《コジ・ファン・トゥッテ》のドン・アルフォンソでした。当時は高橋修一先生のもと…

川瀬賢太郎(指揮)

マーラーが生きていたら「面白い」と言ってくれるかも  本人曰く「暗黒時代を過ごした(笑)」東京音大在学中の2006年、東京国際音楽コンクールで最高位を獲得、以後各地の著名楽団に招かれている、今年(2014年)で30歳になる俊英指揮者・川瀬賢太郎。2月に東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の定期に初登場する。 「中高…

吉田恭子(ヴァイオリン)

“歌心”に浸ってください  年間を通して全国各地で様々な企画公演に引っ張りだこの彼女にとっても、特別な意味をもつ紀尾井ホールでの自主リサイタル。これまで秋に行われてきたが、14回目は3月に開催が決まった。共演は長年コンビを組んでいるピアニスト、白石光隆。こだわりのプログラムに込められたテーマが毎回楽しみなこの演奏会、今…

宮本益光(作詞/バリトン)&加藤昌則(作曲/ピアノ)

ある夫婦の互いの命との向き合い方を綴る  歌手・宮本益光が、訳詞や作詞をはじめとする豊かな文才も持ち合わせていることは、本誌読者ならよくご存知だろう。その彼のテキストによる自作自演の新作が、この2月に上演される。東京芸大時代の同期で、すでに多くの共作を生んでいる作曲家・加藤昌則とのコンビによる、バリトンとソプラノのため…

ロビン・ティチアーティ(指揮)

俊英が才能と意欲をこめた名スコッチに酔う!  気鋭指揮者中の最注目株ロビン・ティチアーティが、2月に待望の来日を果たす。1983年英国生まれの彼は、すでにコンセルトヘボウ管、ロンドン響、スカラ座、MET等々に客演している。2008年には25歳でザルツブルク音楽祭日本公演《フィガロの結婚》の指揮者に抜擢され、14年からは…

【WEBぶらあぼ特別インタビュー】ケリー=リン・ウィルソン(指揮)

 長身かつほっそりした女性指揮者、ケリー=リン・ウィルソン。しかし、ひとたびタクトを振り下ろせば、たちまち逞しい響きがあふれ出る。「熱く激しく、陰翳に富んでドラマティックな音楽が大好きです!」と語る彼女、新国立劇場で指揮するオペラ《蝶々夫人》の魅力を新しい観点から解き明かす。  「《蝶々夫人》のヒロインは可憐な女性です…

堀 正文(ヴァイオリン)

 N響ソロ・コンサートマスターの堀正文は、「N響での35年間に接した指揮者とソリストのパーソナリティや音楽観がひとつの財産」と語る。そのキャリアを違った形で生かしているのが《東京・春・音楽祭》。2014年に10年目を迎える同音楽祭では、N響による「東京春祭ワーグナー・シリーズ」やムーティ指揮の特別オーケストラにも出演し…

小川里美(ソプラノ)

今までにない《こうもり》をお見せします!  豊かな表現力を持った懐の深い歌唱で活躍する、ソプラノの小川里美。2月に東京芸術劇場と石川県立音楽堂の共同公演《こうもり》でロザリンデを歌う。 「《こうもり》は4度目ですが、ロザリンデをドイツ語で歌うのは初めてなので、やりがいを感じると同時に、緊張もしています。すごくチャーミン…