Sendai Phylharmonic Orchestra phony Orchestra
仙台フィルは、1973年に市民オーケストラ「宮城フィルハーモニー管弦楽団」として誕生。翌年に初の定期演奏会を開催して本格的に活動を開始した。1983年4月から89年1月に芥川也寸志が音楽総監督として現在の礎を築き、1989年度から2005年度に外山雄三が音楽監督、2006年度から2017年度にパスカル・ヴェロが常任指揮者として、また2018年から2022年度に飯守泰次郎が常任指揮者としてアンサンブルに磨きをかけてきた。2023年度に高関健が常任指揮者に、太田弦が指揮者に就任。新たなレパートリーによりさらに音楽的深化を推し進めている。
2011年3月11日に東北地方を襲った東日本大震災による影響で、仙台フィルは数ヶ月にわたり演奏活動を中止せざるを得ない状況となったが、「音楽の力による復興センター・東北」と協力し音楽を被災者のもとに届けながら絆をつなぐ活動を行い、2011年度エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞、渡邉曉雄音楽基金特別支援を受賞した。震災から2年を経た2013年には独立行政法人国際交流基金主催によるロシア公演で被災地を代表して演奏し、震災後に世界から寄せられた支援への感謝の気持ちと、被災地で音楽を奏でる楽団の姿が広く全世界に紹介された。
本拠地、日立システムズホール仙台コンサートホールでの定期演奏会は2016年に300回を数え意欲的な取り組みが高く評価されているほか、0歳からの演奏会「オーケストラと遊んじゃおう!」、宮城、福島など東北広域で開催される「名曲コレクション」、日本人作曲家の名作を紹介する「『日本のオーケストラ音楽』展」など多彩な活動を繰り広げている。
2001年から開催されている仙台国際音楽コンクールでホストオーケストラとして出演しているほか、2006年秋からは、毎年「仙台クラシックフェスティバル(せんくら)」でも広く市民に親しまれ、「杜の都」の音楽文化における中心的役割を担っている。その他、県内外での各種コンサートへの出演や文化庁による全国の小中学校訪問なども含め、年間100回を超える活動を展開している。2023年には創立50周年を迎える。
(2023年4月現在)
公式サイト:https://www.sendaiphil.jp/
公式SNS
X(旧Twitter):@sendaiphil
Facebook:@sendaiphil
Instagram:@sendaiphil_official
コンサート情報
おすすめ記事
-
仙台フィルが2025-26シーズンプログラムを発表
仙台フィルハーモニー管弦楽団が2025-26シーズン(20 …続きを読む>> -
interview 井上道義(指揮)× 森山開次(演出・振付・美術・衣裳)
「芸術のバトンを渡す」——世代を超えたふたりの天才が生み出す …続きを読む>> -
せんくら 仙台クラシックフェスティバル2024
杜の都の祝祭に“歓喜の歌”がふたたび響きわたる! 今年も「 …続きを読む>> -
井上道義(指揮)
ラストイヤーは自分の身体と闘って、頑張りたい 2024年末 …続きを読む>> -
アイリスオーヤマ・クラシックスペシャル2024 パスカル・ヴェロ & 仙台フィル…
色彩豊かに躍動する“アメリカ音楽の杜” 文:池上輝彦(日本経 …続きを読む>> -
仙台フィル 2024 新プロジェクト発表記者会見
ゲストコンサートマスターに小森谷巧が就任 今年創立50周年 …続きを読む>> -
ぶらあぼ創刊30周年記念プレゼントキャンペーン 第6弾! 日本のプロオーケストラ…
1994年に創刊したクラシック音楽情報誌『ぶらあぼ』は、お …続きを読む>> -
大山健太郎(アイリスオーヤマ株式会社 代表取締役会長/仙台フィルハーモニー管弦楽…
創設50周年の東京公演は輝けるフランス音楽 仙台フィルハー …続きを読む>>
ぶらあぼONLINE アーティスト名鑑は、各団体の了承を得て掲載しています。無断転載は固くお断りいたします。商用利用につきましては各団体へご相談ください。
コンサート情報は、ぶらあぼONLINE編集部へ寄せられた情報に基づいて掲載しています。