Tag Archive for 指揮

パイプオルガンとオーケストラの饗宴 ティエリー・エスケシュ(オルガン) 井上道義(指揮) オーケストラ・アンサンブル金沢

4ホールで体感するOEKとオルガンの華麗なるサウンド  加賀百万石の城下町・金沢が誇るコンサートホール、石川県立音楽堂の象徴と言える存在が、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)とオルガン。この2つを組み合わせて、古都から21世紀の響きを創造、発信してゆく一大プロジェクト『パイプオルガンとオーケストラの饗宴』が、いよ…

エリアフ・インバル(指揮) 東京都交響楽団 都響スペシャル マーラー:大地の歌

2度にわたるマーラー交響曲全曲演奏を経て、更なる高みへ  エリアフ・インバルがふたたび都響とマーラーを演奏する。このコンビは、既に2度のマーラーの交響曲全曲演奏会を行っているが、今回の「大地の歌」は、2012年9月から2014年3月まで遂行されたインバル&都響の「新マーラー・ツィクルス」、及び、14年7月の交響曲第10…

レナード・スラットキン(指揮) デトロイト交響楽団

アメリカン・サウンドの魅力を存分に  1914年設立のアメリカ屈指の伝統を誇るデトロイト交響楽団が、19年ぶりの来日を果たす。指揮は2008年より音楽監督を務めるレナード・スラットキン。オーケストラから最良のサウンドを引き出すことにかけては定評のある名匠だけに、現在のデトロイト交響楽団の実力を知る好機が訪れた。  うれ…

鈴木秀美(指揮) 読売日本交響楽団

清新な躍動と驚愕の神技に耳目が踊る  ベートーヴェンの交響曲第7番は、古楽系の指揮者で聴くとひと味違った面白さを感じる作品だ。古楽奏法が曲の肝となるリズムの要素を明確に浮き彫りにし、贅肉を落としたサウンドが躍動感を増幅させる。ただ通常のオーケストラでは、古楽・モダン双方の特性を熟知し、確固たる様式感をもった指揮者でこそ…

第28回 パシフィック・ミュージック・フェスティバル

世界中から集まった若手演奏家と名手が生み出す感動  世界的指揮者であるワレリー・ゲルギエフ(芸術監督)、準・メルクルなどがタクトをとる2017年のPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)。今年も7月〜8月にかけ、札幌を中心に様々なコンサートやマスタークラスなどが開催される。  音楽祭の主役ともいえるPMFオ…

市原 愛(ソプラノ)

地元横浜でのガラコンサート初出演に意欲満々  近年、国内外で着実にキャリアを積み重ね、ファンを増やしてきた人気ソプラノ市原愛。現在公開中の邦画『追憶』では、千住明が手掛けたテーマ音楽で美しいヴォカリーズを聴かせて、大きな話題を呼んでいる。 「千住さんのこだわりで、同じように美しい旋律だけれどオープニングとエンディングで…

海老原 光(指揮)

霧島国際音楽祭は“アジアのポート”として良い音楽を発信し続けます  ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターであったゲルハルト・ボッセの提唱で始められた霧島国際音楽祭は、今年で38回目を迎える。マスタークラスとコンサートからなり、その講師には世界的なアーティストが招かれ、受講生も日本だけでなくアジアを…

下野竜也(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

ドヴォルザーク「6番」メインのこだわりプロ  これは楽しみな公演だ。高関健の常任指揮者就任から3年目に入った東京シティ・フィルは、定期演奏会で毎回高水準かつ聴衆の心に深く伝わる好演を継続している。6月定期に登場するのは高関の盟友・下野竜也。この4月からは広響の音楽総監督に就任し、名匠への道を歩み続けている。  本公演は…

シモーネ・ヤング(指揮) 読売日本交響楽団

強靭に描かれる20世紀前半の対照的名作  今や日本でもおなじみのシモーネ・ヤングが、読響と初共演を果たす。しかもメインがR.シュトラウスの「アルプス交響曲」ゆえに注目度は高い。  ヤングは「“女性”指揮者」の呼称を不要にした実力者。2005〜15年ハンブルク国立歌劇場の総裁及びハンブルク・フィルの音楽総監督を務め、ウィ…

ユーリ・シモノフ(指揮) モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 共演:上原彩子(ピアノ) 大谷康子(ヴァイオリン)

ロシアの名曲を豪華ソリストたちとの共演で  ロシアを代表するオーケストラの一つであるモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団が首席指揮者ユーリ・シモノフとともに来日する。モスクワ・フィルは、1951年に創設され、60年にキリル・コンドラシンが首席指揮者に就任し、大きな飛躍を遂げた。コンドラシン&モスクワ・フィルは、61年にシ…