Tag Archive for 所谷直生

藤原歌劇団《ランスへの旅》速報GPレポート 

 20世紀の末まで誰も知らなかったというのに、21世紀の今では「ロッシーニの大傑作」と世界中で絶賛される《ランスへの旅》(1825)。フランス国王シャルル10世の戴冠を祝って作られた、主役級の歌手を10人も要する特別なオペラなので、初演時には4回上演されたのみ。あとは封印され、160年間も眠っていたという「秘作」でもあ…

明日開幕!藤原歌劇団創立80周年記念《ファルスタッフ》

 藤原歌劇団が1月24日(土)と25日(日)に上演するヴェルディ《ファルスタッフ》公演のゲネラルプローベ(総通し稽古)が会場の東京文化会館で行われた。24日のキャストのゲネプロを観た。  《ファルスタッフ》は、オペラファンにとってはおなじみの名作だが、あまり接する機会がなかったファンの中には「名作という評価は知っている…

粟國 淳(演出)

シェイクスピア時代の舞台の在り方を意識しました  悲劇が得意なヴェルディが人生の締め括りに書いたのは、世間の予想を覆す喜劇のオペラ《ファルスタッフ》(1893)。30歳も若いボーイトに台本を書かせ、自分の気の向くままに筆を走らせたこの名作を、若々しさを舞台に盛り込む演出家の第一人者、粟國淳の“心の眼”はどのように見つめ…

東京文化会館オペラBOX 多摩公演《ヘンゼルとグレーテル》

子どもたちのオペラ入門に絶好のチャンス  東京文化会館の『オペラBOX』は、2003年から主催している東京音楽コンクールの入賞者を起用しての、つまり実力を認められた若手・中堅を揃えてオペラを上演しようという企画。これまで同会館小ホールで開催されてきたが、今年は5〜11月がホール改修工事のため、たましんRISURUホール…

オペラの楽しみ〜イタリア恋占いの旅

ヴェルディの名曲を散りばめた新感覚ステージ  オペラの名旋律と共に“コイバナ”を愉しむのはいかが。《オペラの楽しみ〜イタリア恋占いの旅》は、今年で生誕200年を迎えたイタリア・オペラの巨人ヴェルディのアリアや重唱に乗せ、軽妙な恋物語が展開する新感覚のステージ。メゾソプラノの牧野真由美が、オリジナル脚本を手がけ、地中海へ…