Tag Archive for バリトン

坂下忠弘(バリトン)

やわらかな美声とエスプリと  シンガーソングライター尾崎亜美のプロデュースによる男声声楽ユニット「La Dill(ラ・ディル)」のメンバーとしても活躍するバリトンの坂下忠弘。名ピアニストのダルトン・ボールドウィンが、「フランスのエスプリと音楽と声を併せ持って生まれた歌手」と称えた、フランス歌曲の微細な色彩の変化も見事に…

松平 敬(バリトン)

古典と現代、どちらも楽しんでください  現代音楽の分野で実に多彩な活動を繰り広げるバリトン歌手・松平敬のリサイタル。ピアノで共演するのは作曲家でもある中川俊郎だが、松平にとってピアノとの共演自体が特別なことだ。 「現代音楽を中心に歌っていることもあって、歌とピアノというフォーマットでは意外に演奏していないんです。中川さ…

小森輝彦(バリトン) × 宮本益光 (バリトン)

オペラ≪金閣寺≫をめぐって ベルリン・ドイツ・オペラが黛敏郎に委嘱し、1976年に同劇場で初演された《金閣寺》。三島由紀夫の小説を原作とするこの作品は、日本でも91年の全幕初演以降、97年、99年に再演され、「日本オペラの金字塔」とまで称えられた。このほど、神奈川県民ホールで16年ぶりの上演が実現する。主役の溝口を演ず…

牧野正人(バリトン)

豪華な顔ぶれによる、内容満載の楽しいステージです!  「都心から電車で30分の文化都市」立川は、「オペラファンが熱い」ことでも有名な街。立川オペラ愛好会の主催、立川市地域文化振興財団の共催で開かれるガラ・コンサート『名歌手たちの夢の饗宴』も、はや5回を数えるという。その牽引役は藤原歌劇団の名バリトン、牧野正人。今回はこ…

第105回 スーパー・リクライニング・コンサート 吉川健一(バリトン)

変幻自在の美声で愉しむ名曲たち  背筋をちゃんとのばして、やや緊張気味で音楽を聴く…。そんな演奏会のイメージを覆したのが、Hakuju Hallの『スーパー・リクライニング・コンサート』。45度まで傾斜が可能な、ゆったりとしたリクライニング・シートに身を沈め、極上の音楽を堪能できる人気シリーズだ。  今回登場するのは、…

坂下忠弘(バリトン)

年末のひと時を“癒しの声”で  活躍目覚ましい新進バリトン坂下忠弘が、定例のクリスマス・コンサートでもあるリサイタルに寄せて語ってくれた。まず、会場のsonorium(ソノリウム)について。 「いくつも訪ねて辿りついた極上の空間です。お客様と一体になれる100席の親密なホールで、天井高は6メートルという贅沢さ、まさに演…

須藤慎吾(バリトン)

興奮を呼ぶ豊かな声量と深い情感  舞台で今、最も「覇気」を感じさせるバリトン——須藤慎吾の歌を聴くたび、そう思わずにはいられない。藤原歌劇団のホープとして期待の須藤、5月にはCDデビューを果たし7月にはそれを記念してのリサイタル、秋も藤原歌劇団《ラ・ボエーム》(11/2・Bunkamuraオーチャードホール)など大舞台…

堀内康雄(バリトン)

ダイナミックな“男声デュエット”をお楽しみください  日本が誇るバリトンとして、国内外で活躍中のベテラン、堀内康雄。7月にはテノール西村悟とジョイント・コンサートを開く。第一人者が「後輩に胸を貸す」意気込みを尋ねてみた。 「西村さんはいま最も輝いている若手ですね。美しく、どこまでも伸びるテノールは必聴でしょう。今回は2…

河野克典(バリトン)&小林沙羅(ソプラノ) ミュラーと松本隆 2つの「冬の旅」

言葉の違いが行き着く先  東京文化会館の《プラチナ・シリーズ》第5回。シューベルトの誕生日(1/31)の公演は、「冬の旅」を、日本語訳詞と、原語ドイツ語(詩:ミュラー)の両方で聴かせるユニークな試み。もちろんどちらも全曲演奏だ。  日本語版は、作詞家・松本隆が1992年に訳したもの(この訳による演奏は、かつてCDも発売…

坂下忠弘 (バリトン)

目指すは“癒しの声”  「京都のお茶屋」のごとく入り口は上品でこじんまり。でも、ホールの中は開放感に富む別世界。木の床と漆喰の壁で上質の音空間が生まれている。「何十軒と訪ねてこの『sonorium(ソノリウム)』に辿りつきました」と話すバリトン坂下忠弘が、年末コンサートへの抱負をじっくり語る。 「音響も空調も極上のピア…