Tag Archive for ディートリヒ・ヘンシェル

【CD】シューベルト:美しい水車屋の娘/ディートリヒ・ヘンシェル&岡原慎也

 現代ドイツを代表する名バリトンで、リート解釈・歌唱の第一人者であるディートリヒ・ヘンシェル。フィッシャー=ディースカウ亡き今、その正統な後継者と目されている名手が、「美しい水車屋の娘」の20年ぶりとなる再録音に臨んだ。言葉ごとに施される、音楽的かつ理知的な表情づけ。過剰な感情移入を排するからこそ、シューベルトの旋律の…

ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン) 美しき水車小屋の娘

現代ドイツの名バリトンによる至高のシューベルト  オペラ、リート、宗教曲など、どのジャンルでも精力的な活動を行っているドイツの歌手ディートリヒ・ヘンシェル。近年で注目される彼の活動の中に、歌曲に含まれる豊かな文学的内容を視覚化して伝えようとするプロジェクトがあり、シューベルトの「白鳥の歌」舞台版をモネ劇場(ブリュッセル…

ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)

リートの名手が札響と挑む深淵なマーラーの世界  恒例の札幌交響楽団東京公演。今年は現代を代表するドイツ歌曲の際立った表現者、ディートリヒ・ヘンシェルがマーラーの「亡き子をしのぶ歌」を歌う。  この「悲痛なテーマに貫かれた、きわめてセンシティブな音楽」(ヘンシェル)は、わが子を亡くした実体験に基づくリュッケルトの詩による…

第464回 日経ミューズサロン ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)

“ドイツ・リートの正統派”が描く名作歌曲の内奥  艶やかな美声でテクストを深く掘り下げ、オペラからリート、現代作品までを歌いこなすドイツのバリトン、ディートリヒ・ヘンシェル。“フィッシャー=ディースカウの後継者”と目される名手が日経ミューズサロンに登場し、ベートーヴェンとシューマンのリートの魅力を詳らかにする。  ベル…

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

最高峰の合唱団も参加する「天地創造」への期待  今年は、ハイドンの傑作オラトリオ「天地創造」の“当たり年”だ。6月にも鈴木秀美指揮新日本フィル(合唱はコーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタート)で演奏されたばかりだし、この9月には高関健指揮東京シティ・フィル(8日)と大野和士&都響の公演(10日,11日)と集中的に行われ…

ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)

名匠によるドイツ・リートの“王道”  不世出の名ドイツ・リート歌手フィッシャー=ディースカウの存在は、あとに続くバリトン歌手たちにとって大きすぎて、今後は彼と比較してはいけないのではないかとさえ思っていたが、そんなことはなかった。ディースカウ亡きあとのリート界にも、後継たるべき名バリトンたちが続々と名乗りをあげている。…