8/5(木)東京ニューシティ管弦楽団

左:飯森範親(c)山岸伸 
右:金子三勇士(c)Ayako Yamamoto

 今年4月、新設された「ミュージック・アドヴァイザー」に就任した飯森範親。「次期音楽監督」と明記されているので、実質的な「飯森時代」のスタートと言ってよいだろう。楽団の歴史が新章に突入する。
 9月の定期演奏会に先立っての就任披露のメインは飯森得意のマーラー。〈アダージェット〉を有名にした映画『ベニスに死す』の背景には、感染症の不吉な空気が横たわっていた。似た状況に置かれてすさみがちな私たちの心を、あの美しい音楽がやわらげてくれるはず。
 一方、ハンガリーにルーツを持ち、少年時代を現地で過ごした金子三勇士のバルトーク。「演奏はハイリスク・ハイリターン」をモットーに掲げる金子だけに、難曲を、胸がすく凄演で聴かせてくれそうだ。 
文:宮本明

【Information】

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2021
東京ニューシティ管弦楽団
新たなシェフを迎え、楽団の次の時代が始まった!

2021.8/5(木)15:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
(14:00開場/14:20~14:40 飯森範親によるプレトーク)

指揮:飯森範親(東京ニューシティ管弦楽団 ミュージック・アドヴァイザー〔次期音楽監督〕)
ピアノ:金子三勇士

プログラム
バルトーク:ピアノ協奏曲 第3番
マーラー:交響曲 第5番

●ホール座席券

S席A席B席
一般4,000円3,000円2,000円
友の会3,600円2,700円1,800円

U25(小学生以上25歳以下):各席半額
※U25割引はミューザ川崎シンフォニーホールおよびチケットぴあで購入できます。
※未就学のお子さまはご入場いただけません。

●オンライン鑑賞券

一般  1,500円
友の会 1,350円

ライブ+アーカイブ配信
※アーカイブ配信は翌々日正午より開始
※ライブ配信は開場時間より開始

*詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200

https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/calendar/detail.php?id=2923

特集:フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2021
昨年、コロナ禍において先陣を切って行われた大規模音楽祭、フェスタサマーミューザKAWASAKI。感染対策を徹底し会場に観客を入れ(1/3ほどに制限)、全公演のライブ配信も行った。あの時期に1人の感染者も出さず、17回におよぶオーケストラ公演を行ったことは世界的に見ても大きなチャレンジかつ実績となった。そのサマーミューザ、今年は20公演とさらにパワーアップして7月22日から8月9日まで開催される。9つの首都圏のオーケストラに加え、オーケストラ・アンサンブル金沢と京都市交響楽団が加わった豪華ラインナップ。もちろん今年も 生音+生配信。サマーミューザおなじみの人気企画、プレトークやプレコンサートの模様もライブ配信されるので、全国どこからでも音楽祭を楽しめる。暑い夏に熱いパフォーマンスを期待したい。