アントニオ・パッパーノがロンドン響の次期首席指揮者に就任

英国ロイヤル・オペラ音楽監督の契約は2024年まで延長

(c) Musacchio & Ianniello

 ロンドン交響楽団は、退任の決まっている現 首席指揮者サイモン・ラトルの後任に、サー・アントニオ・パッパーノ Sir Antonio Pappano が就任することを発表した。2023年シーズンから次期首席指揮者(Chief Conductor Designate)として活動を開始、首席指揮者(Chief Conductor)としての正式な就任は、2024年9月から。
 また、それにともない、2002年より長年にわたり務めている英国ロイヤル・オペラ音楽監督としての契約を延長し、2024年7月まで務めることも併せて発表された。

 パッパーノは、今回の就任について「ロンドン響との初共演は1996年だったが、幾度となく彼らのチーム・スピリットに圧倒されてきた。(今回の就任で)名誉と信頼ある地位を引き受けるのは光栄なことで、興奮している。ロンドンを非常に引き続き自分の音楽の拠点とすることを約束し、この重要な旅を楽しみにしている。私を待ち受ける旅は発見に満ちているだけでなく、より多くの聴衆へ音楽というメッセージを届けるためにテクノロジーや放送の機会を探求し続けていく道のりとなるだろう」と心境を語っている。

ロンドン交響楽団 London Symphony Orchestra
https://lso.co.uk


アントニオ・パッパーノ Sir Antonio Pappano
https://imgartists.com/roster/antonio-pappano/