大西宇宙と小林道夫が第30回 日本製鉄音楽賞を受賞

左:大西宇宙 C)Dario Acosta 右:小林道夫

 第30回 日本製鉄音楽賞(旧・新日鉄住金音楽賞)の受賞者が発表され、フレッシュアーティスト賞に大西宇宙(バリトン)、特別賞に小林道夫(ピアノ/チェンバロ)が選ばれた。同賞は、日本の音楽文化の発展と将来を期待される音楽家の活躍を支援する目的で、1990年に設けられた。

 大西は、85年東京生まれ。武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了後、ジュリアード音楽院で学び、国内外のコンクールに数多く入賞する一方、シカゴ・リリック・オペラなど数多くのオペラに出演。2019年にはセイジ・オザワ松本フェスティバルの《エフゲニー・オネーギン》にてタイトルロールの代役を務め、日本でのオペラ公演デビューを飾るなど、活躍が続いている。

 小林は、クラシック音楽界のパイオニアとして世界的名演奏家との共演も数多く、特にバッハ、モーツァルト、シューベルトの演奏において高い評価を受ける。東京藝術大学バッハカンタータクラブでは、指揮者として多くの演奏家を育てたほか、1975年には清里音楽祭を創設、81年からゆふいん音楽祭の音楽アドバイザーも務めた。
 受賞記念コンサートは7月15日に紀尾井ホールで開催される予定。

日本製鉄音楽賞
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