サラマンカホールが弦楽器貸与プロジェクトを始動

今年、開館25周年を迎えたサラマンカホール(岐阜市)が、音楽家を目指す若者たち、さらなる研鑽を積む意欲ある弦楽器奏者たちの支援・育成を目的として、「ぎふ弦楽器貸与プロジェクト《STROAN》」を始動する。同ホールが愛知県在住の音楽愛好家から寄贈を受けた、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ計40挺を、弦楽器を学ぶ人たちに無償で貸与するという新たな試み。日本、イタリア、ポルトガル、フランスの製作者たちによる弦楽器は「サラマンカホール清流コレクション」と名づけられた。貸与期間は原則として2年。また、楽器の貸し出しにとどまらず、弦楽器のワークショップやマスタークラス、コンサートを企画し、コレクションの楽器が同ホールで演奏される機会を提供する。

ぎふ弦楽器貸与プロジェクト《STROAN》
https://salamanca-stroan.gifu-fureai.jp/