九州シティフィル室内合奏団の首席指揮者に海老原 光が就任

 九州シティフィルハーモニー室内合奏団は、2019/20シーズンより海老原光が首席指揮者に就任すると発表した。

 海老原は鹿児島県出身。東京藝術大学を卒業、同大学院修了。その後ハンガリー国立歌劇場にて研鑽を積む。04年から06年まで東京シティ・フィル指揮研究員を務め、飯守泰次郎、矢崎彦太郎両氏の薫陶を受ける。指揮を小林研一郎、高階正光、コヴァーチ・ヤーノシュに師事。11年より毎年霧島国際音楽祭に出演している。

 同団は若手音楽家を中心に18年に結成。同年11月より福岡県那珂川市と連携協力協定を結び、19/20シーズンから塩貝みつるを首席客演コンサートマスターに迎え、ミリカローデン那珂川を本拠地に定期演奏会をはじめ、様々なコンサートを行う予定。海老原が登壇する第1回定期演奏会が4月20日に行われる。