伊藤悠貴が第17回 齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞

©Hideki Shiozawa

 第17回 齋藤秀雄メモリアル基金賞の受賞者が決定し、チェロ部門に伊藤悠貴が選ばれた。

 同賞は、チェリスト・指揮者・教育者であった故・齋藤秀雄に因み、財団法人ソニー音楽芸術振興会(現・公益財団法人ソニー音楽財団)が2002年に創設。音楽文化の発展に貢献し、将来いっそうの活躍が期待される、若手チェリスト、指揮者に贈られる。今回指揮者の該当者はなし。

 伊藤は1989年東京生まれ。15歳よりロンドン在住。ブラームス国際コンクール、および英国のウィンザー祝祭国際弦楽コンクールで日本人初優勝。バロックから現代まで幅広いレパートリーの中でもとりわけラフマニノフ作品の演奏・研究をライフワークとし、国際的な評価を得ている。

 受賞に際し伊藤は「これまでになかった新しい『ラフマニノフ音楽のスペシャリスト』として研究を続けてゆくことを、自分の演奏活動の一つの核にしたいと思っています。チェリストとしてだけではなく指導者としての道も探求し活動していますが、これからも分野に囚われず、私が『音楽人』としてできること全てに挑戦し続けたいと思います」とコメントを寄せている。

公益財団法人ソニー音楽財団
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