第25回ブラームス国際コンクールで河尻広之と西山舞音が第2位

左:河尻広之 右:西山舞音
2点とも C)Günter Jagoutz

 9月1日から9日までオーストリア南部のペルチャッハで第25回ヨハネス・ブラームス国際コンクールが行われ、ピアノ部門で河尻広之、ヴァイオリン部門で西山舞音がそれぞれ第2位に入賞した。ファイナルでは、河尻はブラームスのピアノ協奏曲第1番、西山はドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を演奏した。
 河尻は1998年愛知県生まれ。第3回東京ピアノコンクール第1位をはじめ、第18回ブルクハルト国際音楽コンクール、第13回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクールなど数々のコンクールにて入賞・入選し、これまでに愛知室内オーケストラ等と共演。現在、東京藝術大学音楽学部に在学中、東誠三に師事。
 西山は神奈川県生まれの18歳。現在はウィーンに拠点を置き、ウィーン国立音楽大学に在籍している。

ブラームス国際コンクール
http://www.brahmscompetition.org/