第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで川口成彦が第2位

C)Fumitaka Saito
 ポーランドの国立ショパン研究所が、ショパンの生きていた19世紀前半のピアノによる演奏の普及を目的として、ワルシャワで初めて開催したショパン国際ピリオド楽器コンクール(9/2〜9/14)で、アムステルダム在住の川口成彦が第2位に入賞した。第1位のトマシュ・リッターのほか、もう1名の第2位および第3位はいずれもポーランド勢。
 川口は1989年盛岡市生まれ。東京藝術大学大学院、アムステルダム音楽院修士課程修了。2016年には、ブルージュ国際古楽コンクールのフォルテピアノ部門で最高位を受賞している。フィレンツェ五月音楽祭、ユトレヒト古楽音楽祭など国内外の音楽祭に数多く出演。国内では、11月14日に北とぴあ国際音楽祭で、シューベルト作品を中心としたリサイタルが予定されている。

International Chopin Competition on Period Instruments
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