指揮者の金洪才(キム・ホンジェ)が、2016年11月より韓国の光州市立交響楽団の常任指揮者に就任する。
光州市立交響楽団は1976年に設立、40年の歴史を誇る韓国を代表するオーケストラの一つ。今年6月には創立40周年記念として金洪才指揮で日本公演を行い成功をおさめた。
金洪才は1954年生まれ。桐朋学園大学音楽学部卒業。指揮を堤俊作、秋山和慶、小澤征爾の各氏に師事。79年、東京国際指揮コンクールで第2位・特別賞(齋藤秀雄賞)を受賞。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団をはじめ全国の主要オーケストラに客演。2004年10月、文化庁舞台芸術国際フェスティバル公演として、ソウル・フィルハーモニック管弦楽団来日公演を指揮。オペラでも着実にキャリアを重ね、03年9月にはひろしまオペラ推進委員会主催による日韓提携公演プッチーニ《蝶々夫人》を指揮した。
平成10年度渡邉暁雄音楽賞受賞。
所属事務所:ミリオンコンサート協会
http://www.millionconcert.co.jp/artist/conductor/profile/kim_h.html