稀代の伊達男ドン・ジョヴァンニを歌う、バリトンの池内響さんにインタビュー

 舞台で存在感を放つバリトンの池内響さん。オペラ・デビューを飾ったNISSAY OPERA 2015《ドン・ジョヴァンニ》から11年、原点の地・日生劇場でふたたびタイトルロールを歌うということで、意気込みを伺いました。

 大学を卒業後につかんだドン・ジョヴァンニ役。全幕演じるのは、この時以来というから期待が高まります。
「20代と30代で演じるドン・ジョヴァンニは見せ方が全然変わってくると思うんです。今回は、11年目の池内響をどう見せられるか、その池内響がいままで得てきた引き出しをこの役にどう落とし込むか。演出の生田みゆきさんと指揮の園田隆一郎さんとともに高めていくことで変わってくる部分もあると思います」

 学生時代はフルートを吹いていたという意外な一面も。
「音楽が好きで、将来は音楽に関わる仕事に就ければいいなと思っていました。高校1年生の時に歌を始めて、それが楽しくなって。ただ演技が恥ずかしくて、当時はオペラが好きじゃなかったです(笑)」

 「嘘がつけないタイプ」とご自身で仰るとおり、インタビュー中、真っ直ぐで誠実なお人柄が言葉の端々から伝わってきました。10月号(9月18日発行)では、そんな池内さんが真摯に役と向き合う「表現者」としての言葉をお届けします。どうぞお楽しみに!

NISSAY OPERA 2026
モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》新制作

(全2幕、原語[イタリア語]上演・日本語字幕付) 
2026.11/14(土)、11/15(日)各日14:00 日生劇場

指揮・フォルテピアノ:園田隆一郎
演出:生田みゆき
管弦楽:東京交響楽団
合唱:C.ヴィレッジシンガーズ

出演
ドン・ジョヴァンニ:池内響、大久保惇史
騎士長:妻屋秀和、伊藤貴之
ドンナ・アンナ:砂田愛梨、小川栞奈
ドン・オッターヴィオ:渡辺康、小堀勇介
ドンナ・エルヴィーラ:山田知加、藤井麻美
レポレッロ:湯浅貴斗、大川博
マゼット:井上大聞、近藤圭
ゼルリーナ:石田滉、髙橋茉椰

問:日生劇場03-3503-3111
https://opera.nissaytheatre.or.jp