
2025年に開催された神戸国際フルートコンクールの関連事業として、「高木綾子デビュー25周年記念フルート・リサイタル」が行われる。同コンクールは、パユ(ベルリン・フィル首席。1989年第2回大会第1位)をはじめ、6位までの入賞者の中から世界の著名楽団の首席奏者その他多数の名手を輩出している、国際フルート界の最有力コンクールの1つ。その第6回大会(2005年)で第3位を獲得したのが高木綾子だ。彼女は、豊麗な音色、高度なテクニック、雄弁な表現力を武器に長年活躍している日本のトップ・ソリスト。11月、東京でのデビュー25周年記念リサイタルでも満員の聴衆を魅了した。今回はその流れを汲む公演だが、むろんポイントは、コンクールゆかりの地・神戸文化ホールでの開催。当公演限定でアフタートークも行われ、神戸での思い出等が語られる。プログラムは、同楽器を代表するプーランク、プロコフィエフ、ライネッケの各ソナタを中心とした究極の内容。ここは、その名技と、思い入れのこもったステージを満喫したい。
文:柴田克彦
(ぶらあぼ2026年1月号より)
第11回神戸国際フルートコンクール関連事業
高木綾子デビュー25周年記念フルート・リサイタル
2026.2/7(土)14:00 神戸文化ホール(中)
問:神戸文化ホールプレイガイド078-351-3349
https://kobe-flute.jp

