ハルサイジャーナル Pick Up♪ 「シューベルトが遺した最期の歌 《白鳥の歌》が“刺さる”理由」

東京・春・音楽祭公式ウェブサイトで掲載中の「ハルサイジャーナル」。音楽祭のプログラムや出演アーティストの魅力を紹介する人気コーナーから、選りすぐりの記事をPick Up!

シューベルトが遺した最期の歌 《白鳥の歌》が“刺さる”理由
《美しき水車屋の娘》《冬の旅》とともにシューベルトの“三大歌曲集”に数えられる、最晩年の傑作《白鳥の歌》。3人の詩人の詩に付曲した14の歌からなり、作曲家の死後に歌曲集として編み上げられた本作は、古今東西のクラシックファンの心を捉えて離しません。
今年の東京・春・音楽祭でも、クリストフ・プレガルディエン(テノール)、アンドレ・シュエン(バリトン)ら名歌手たちの「歌曲シリーズ」に加え、柴田俊幸(ロマンティック・フルート)&鈴木大介(ギター)のデュオ・コンサートでもピックアップされる 《白鳥の歌》 。音楽評論家の戸部亮さんが記したこのコラムを通じて、本作のもつ深遠な魅力に迫ってみませんか。

文:戸部亮(音楽評論家)

《白鳥の歌》より「都会」の自筆譜

シューベルトが遺した最期の歌 《白鳥の歌》が“刺さる”理由

 《白鳥の歌》は何がこれほどまでに人を魅了するのか。ルートヴィヒ・レルシュターブ、ハインリッヒ・ハイネ、ヨーハン・ガブリエル・ザイトルが書き起こした言葉の力か、彼らの言葉の力を構成や言葉の音韻を強く意識して音楽で増幅させたシューベルトの天才性か。言葉と音楽が一つの極致として結びついた作品への問いに対しては、長く学術的な考察が重ねられてきた。学問的な課題設定がされてきたということは、それだけ人の心情を揺さぶっていたからだ。心情を客観的に、心の動きたるメカニズムを論理的に解明したい欲望にかられるからだ。・・・・


東京春祭 歌曲シリーズ vol.48
クリストフ・プレガルディエン(テノール)&渡邊順生(フォルテピアノ)【ライブ配信あり】

2026.4/7(火)19:00 東京文化会館(小)

●料金(税込)
¥8,000(全席指定)
¥2,000(U-25)


東京春祭 歌曲シリーズ vol.50
アンドレ・シュエン(バリトン)&ダニエル・ハイデ(ピアノ)【ライブ配信あり】

2026.4/14(火)19:00 東京文化会館(小)

●料金(税込)
¥7,500(全席指定)
¥2,000(U-25)


ミュージアム・コンサート
柴田俊幸(ロマンティック・フルート)&鈴木大介(ギター)【ライブ配信あり】

2026.3/25(水)19:00 国立科学博物館 地球館地下2階常設展示室

●料金(税込)
¥4,500(全席指定)
¥1,500(U-25)

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