[小耳大耳]新日本フィルのConductor in Residence に・・・

メッツマッハーが就任
 新日本フィルハーモニー交響楽団は、現音楽監督のクリスティアン・アルミンクが2013年夏で退任することにともない、2013/14シーズンからの新体制を次の通り発表した。インゴ・メッツマッハーがConductor in Residenceに就任し、13年夏で3年間の契約期限となるMusic Partner of NJPのダニエル・ハーディングがさらに2年間の契約延長となる。
 メッツマッハーは10年11月の定期演奏会の初共演以来、新日本フィルとの共演を重ね、両者の音楽的方向性の親和性が高く、楽団員からも高い共感を得ているとのことで、この新しいポストへの就任が決定した。任期は13年9月から15年夏までの2年間。1シーズンに4プログラム6公演の定期演奏会を指揮するほか、楽団員への音楽的アドバイス、地域での演奏活動にも協力する予定。「“Conductor in Residence”というタイトルの『RESIDENCE』とは“そこにいて、人生を共有する”という意味です。一定の時間をともに過ごすことで親密な関係が築かれ、それがもたらすものに期待しています」とメッツマッハーはコメントを寄せた。
新日本フィルハーモニー交響楽団