[小耳大耳]ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012記者会見

 5月に東京国際フォーラムを中心に開催される「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012」(LFJ)の記者会見が2月16日に行われ、LFJアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン氏らが出席した。
 有料公演(約150公演)のプログラムも同時に発表され、マルタン氏は今年のテーマである「サクル・リュス」(ロシアの祭典)について「ロシア作曲家の大相関図」をスクリーンに映しながら、作曲家や作品の説明を行った。マルタン氏は特にロシア正教の典礼音楽の重要さについて時間を割いて説明。LFJでは、モスクワ大司教座合唱団とカペラ・サンクトペテルブルクがそれらを披露する予定。マルタン氏はおすすめの作品として、ラフマニノフの合唱交響曲「鐘」、アニメーション付のプロコフィエフの「ピーターと狼」、スクリャービンの「プロメテウス」、そして権代敦彦によるLFJ委嘱作品の日本初演などを紹介した。また、渋さ知らズ(総合見世物芸術楽団)が行うロシア音楽をテーマとしたパフォーマンスにもぜひ注目してほしいともコメント。彼が期待を寄せるアーティストとして、エドガー・モロー(チェロ)、フェイサル・カルイ(指揮)ベアルン地方ポー管弦楽団などの名前を挙げた。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2012
東京・丸の内エリア 4月27日(金)〜5月5日(土)
東京国際フォーラム 5月3日(木)〜5月5日(土)
●3月31日(土)発売
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012」公式ウェブサイト

※WEB「ぶらあぼ」では、この会見の模様(ルネ・マルタンのコメントが中心)の動画がご覧になれます。
◎ローソンチケットは、LFJ(東京公演のみ)のWEB「ぶらあぼ」読者先着先行予約[3/24(土)10:00〜3/29(木)23:59]を行います。詳しくはWEB「ぶらあぼ」をご覧ください。