ウェーバーの名作オペラが、映画監督・演出家のイェンス・ノイベルトによって映画化された。ウェーバーが《魔弾の射手》を作曲中だった時代のドレスデンを舞台として、ウェーバー自身が描きたかったであろう世界を表現。美しい映像と音楽による、イマジネーション豊かなオペラ映画になっている。アガーテにユリアーネ・バンゼ、マックスにミヒャエル・ケーニヒ、カスパールにミヒャエル・フォッレ、領主オットカールにフランツ・グルントヘーバー、隠者にルネ・パーペなど、キャストはドイツの一流歌手陣で固められている。定評ある歌唱はもちろん、彼らの演技も素晴らしく、まさに役者が揃った顔ぶれ。中でもエンヒェンに抜擢された唯一の新人、レグラ・ミューレマンのコケティッシュな魅力は印象的。そして、ダニエル・ハーディング指揮のロンドン交響楽団が、生命力に溢れた演奏で映画全体を盛り上げている。
3月10日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町にて3週間限定公開
配給:セテラ・インターナショナル
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締切:2012年3月5日(月) 10:00AM
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