将来を嘱望される有望な音楽家の育成を目的とした「ホテルオークラ音楽賞」の第13回受賞者に、宮田大(チェロ/1986年生)と萩原麻未(ピアノ/1986年生)が決定した。2人には奨励金として各50万円、副賞としてホテルオークラ東京スイートルームペア招待、記念トロフィーおよびアワードペンダントが贈呈される。受賞記念演奏会および授賞式は3月25日(日)、ホテルオークラ東京本館5階メインロビーで行われる。2人のプロフィールは以下の通り。
【宮田大】
9歳から出場するすべてのコンクールで第1位入賞を果たし、2009年には第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初の優勝。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。欧州の数々の音楽祭に招かれるなど、日本および欧州で演奏活動を行っている。2010年第20回出光音楽賞受賞。
【萩原麻未】
広島音楽高校卒業後、文化庁海外新進芸術家派遣員としてフランスに留学。パリ国立高等音楽院に審査員満場一致で合格し、同音楽院修士課程を首席で卒業。2010年11月の第65回ジュネーヴ国際コンクール・ピアノ部門で日本人として初の優勝。11年4月にはパリのユネスコ本部が主催した「東日本大震災復興支援チャリティコンサート」に出演。
問:ホテルオークラ東京03-3582-0111 HP