伊藤翔がポーランドの指揮者コンクールで第2位を受賞

 ポーランド北東部のヴャウィストクで行われた「第5回ヴィトルド・ルトスワフスキ国際指揮者コンクール」で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団副指揮者、伊藤翔が日本人として初めて第2位を受賞した。同コンクールは1994年より4年に1度行われている国際指揮者コンクール。今年は43の国と地域から184名の応募があり、第1位はドイツのダニエル・フッパート、第3位は台湾のリン・チンサオだった。伊藤は1982年生まれ。桐朋学園大学音楽部指揮科卒業。2005年からローム音楽財団の奨学金を得て、ウィーン国立音楽大学に留学。大学在学中より、大阪フィルハーモニー交響楽団などの国内プロ・オーケストラとの客演を重ね、09年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団の副指揮者を務めている。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 HP