世界に誇るトップ・ギタリストによる究極のパフォーマンス
10代でプロ活動を開始し、以後ジャズ・フィールドに軸足を置きつつ、KYLYNやYMO、ギター・ルネッサンス等々ポップスからロック、クラシックまでジャンルレスな活動を展開してきたギタリスト、渡辺香津美。一昨年、デビュー50周年を迎え、新たなる地平へ歩みを進めたその渡辺が、きたる9月6日、日経ホールにおいてソロ・リサイタルを行う。
「フィンガー・プリンツ」と題されたこのリサイタルは、「トチカ」「ジャミング・イベリコ」といった自身のオリジナルや「ビリーズ・バウンス」「マイルストーンズ」などのスタンダード、さらには長年の愛奏曲「ロンドンデリーの歌」で、文字通り渡辺の“指の軌跡”を網羅したプログラムを予定。使用楽器もフルアコースティック、クラシック、12弦等々多様なギターが用意され、ホール・アコースティックを活かした多岐にわたる響きとパフォーマンスが期待される。晩夏の宵、世界的ギタリストが奏でる刺激と癒やしの調べに酔ってみては？
文：藤本史昭
（ぶらあぼ2023年9月号より）
2023.9/6（水）18：30 日経ホール
問：日経公演事務局03-5227-4227
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