第4回 仙台国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門入賞者決まる

第4回「仙台国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門のファイナルが6月4日、5日に行われ、下記のとおり入賞者が決定した。ファイナルの課題曲はベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」、共演はパスカル・ヴェロ(指揮)仙台フィルハーモニー管弦楽団。
第1位 クララ・ジュミ・カン(ドイツ/韓国) 賞金300万円・金メダル
第2位 アンドレイ・バラーノフ(ロシア) 賞金200万円・銀メダル
第3位 長尾春花(日本) 賞金100万円・銅メダル
第4位 キム・ボムソリ(韓国) 賞金80万円
第5位 キム・デミ(韓国) 賞金70万円
第6位 ジオラ・シュミット(アメリカ) 賞金60万円
このほか上記入賞者にはディプロマが贈られた。
 また、セミファイナルで聴衆により決定される「聴衆賞」には以下の3人が選出された。
第1日(5/29)キム・ボムソリ(韓国)、第2日(5/30)乾ノエ(ギリシャ/日本)、第3日(5/31)、アンドレイ・バラーノフ(ロシア)
 第1位のクララ・ジュミ・カンは1987年生まれ。ソウル国際音楽コンクール第1位(2009)、ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール第2位(同)。韓国国立芸術大学およびベルリン音楽大学で学んでいる。
 第4回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門は6月13日から予選が開始され、6月25日、26日のファイナルで順位が決定される。
仙台国際音楽コンクール