パリ管弦楽団ブラス・クインテット

名門楽団のブラス・サウンドでたどるフランス音楽の歩み

 楽壇の寵児のひとり、クラウス・マケラが音楽監督を務めていることでも知られる名門パリ管弦楽団。この名人集団の首席ソロ金管楽器奏者5人(トランペット×2、ホルン、トロンボーン、テューバ)で結成した華麗なるクインテットが6月に来日。新旧とりまぜたオール・フレンチ・プログラムで東京など4ヵ所をツアーする。日頃から楽団でも、特にフランス音楽を演奏するのに不可欠な、透明で色彩豊かな管楽器セクションを支える重責を担っている彼ら。ビゼーの「カルメン組曲」やドビュッシーの小品などで、胸のすくようなクリアで鮮やかなトーンを響かせてくれること間違いない。もちろんトリュフォー映画等の音楽を手掛けたドルリューが書いた金管五重奏曲「ステンドグラス」も必聴だが、やはり巨匠ルグランによる『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』、『華麗なる賭け』をはじめとする名作映画を彩ったナンバーで構成されたメドレーもぜひ楽しみにしたい。
文:東端哲也
(ぶらあぼ2023年5月号より)

2023.6/24(土)14:00 静岡/長泉町文化センター
6/27(火)19:00 宮城/えずこホール
6/28(水)19:00 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
6/29(木)19:00 大阪/豊中市立文化芸術センター
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