2015年に創立40周年を迎える東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団は、現・音楽監督の宮本文昭の後任として、2015年4月より、高関健が常任指揮者に就任すると発表した。任期は2018年3月末日までの3年間。これにより、高関は京都市交響楽団の常任首席客演指揮者の両ポストを兼任することになる。9月4日(木)に東京オペラシティ コンサートホールで就任についての会見が行われ、その席で高関は「シティ・フィルが培ってきたさまざまなものを大きな土台として、今後は新しいオーケストラのスタイルを確立できればよいと思う。さらにそれを固定化していろいろな作品を演奏していきたい」と語った。
就任後の最初の定期演奏会(4月11日)では「私自身の得意な作品でもあり、節目節目で演奏してきたスメタナの『わが祖国』全曲をとりあげます」。
今後は、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフなどにも取り組むという。
「プログラミングに関しては、同じ曲をあまり繰り返さず、古典から近・現代まで幅広くとりあげ、お客様に色んな曲を知っていただけるようにしていきたいと思っています」
問:東京シティ・フィルチケットサービス03-5624-4002 http://www.cityphil.jp
ジャパン・アーツ03-5774-3040 http://www.japanarts.co.jp