東京・兵庫で5公演開催
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)の座付きオーケストラ「METオーケストラ(The MET Orchestra)」が音楽監督のヤニック・ネゼ゠セガンとともに、2022年6月下旬に来日し、兵庫と東京で計5公演をおこなうことが発表された。故ジェイムズ・レヴァインの音楽監督就任以降、シンフォニック・コンサートにも積極的に取り組んできたMETオーケストラの現在を知ることのできる格好の機会となる。
2018年に43歳の若さで3代目音楽監督に就任したネゼ゠セガンは、2012年からフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督も務める、中堅世代で最も人気のある指揮者のひとりで、ウィーン国立歌劇場、チューリヒ歌劇場などオペラへの登壇も多い。ピアニストとしても、今回共に来日が予定されているジョイス・ディドナート(メゾソプラノ)との「冬の旅」やドイツ・グラモフォンへのソロアルバムなどの録音がある。
ソリスト陣も豪華。前述のディドナートのほか、クリスティーン・ガーキー(ソプラノ)、ブランドン・ジョヴァノヴィッチ(テノール)、エリック・オーウェンズ(バスバリトン)と、METをはじめ世界の主要歌劇場で活躍する歌手4人が来日し、演奏会形式でワーグナーとベルリオーズのオペラからのハイライトを披露。また、R.シュトラウス「ドン・ファン」、ベルリオーズ「幻想交響曲」とオーケストラのポテンシャルを存分に堪能できるプログラムも用意されている。
ヤニック・ネゼ゠セガン指揮 METオーケストラ来日公演
2022年
6/25(土)15:00 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール 〈プログラムA〉
6/26(日)15:00 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール 〈プログラムB〉
6/28(火)19:00 サントリーホール 大ホール 〈プログラムA〉
6/29(水)19:00 サントリーホール 大ホール 〈プログラムA〉
6/30(木)19:00 サントリーホール 大ホール 〈プログラムB〉
管弦楽/METオーケストラ
指揮/ヤニック・ネゼ゠セガン
ソリスト/
クリスティーン・ガーキー(ソプラノ)〈プログラムA〉*6/25(兵庫)、28、29(東京)
ジョイス・ディドナート(メゾソプラノ)〈プログラムB〉*6/26(兵庫)、30(東京)
ブランドン・ジョヴァノヴィッチ(テノール)〈プログラムA〉 *6/25(兵庫)、28、29(東京)
エリック・オーウェンズ(バス・バリトン)〈プログラムA〉 *6/25(兵庫)、28、29(東京)
※出演者は2021年11月18日現在の情報
〈プログラムA〉 *6/25(兵庫)、6/28、29(東京)
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 作品20
M.マゾーリ:シンフォニア
ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》より第1幕
クリスティーン・ガーキー(ソプラノ)
ブランドン・ジョヴァノヴィッチ(テノール)
エリック・オーウェンズ(バスバリトン)
〈プログラムB〉 *6/26(兵庫)、6/30(東京)
ベルリオーズ:歌劇《トロイアの人々》より
〈Chers Tyriens〉※〈王の狩りと嵐〉〈Adieu, fière cité〉※
※ジョイス・ディドナート(メゾソプラノ)
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
チケット料金(全席指定・税込):
〈東京・兵庫公演=プログラムA〉
S席38,000円 A席33,000円 B席30,000円 C席26,000円 D席22,000円 E席18,000円
〈東京・兵庫公演=プログラムB〉
S席34,000円 A席29,000円 B席26,000円 C席22,000円 D席18,000円 E席14,000円
チケット一般発売日:
東京公演:2021.12/18(土)午前10時
兵庫公演:2022.1/15(土)午前10時