日本歌曲に対する理解と普及を目指す、座間市スポーツ・文化振興財団と神奈川新聞社主催の「日本歌曲コンクール」が、2020年4月に開催される。第4回の応募要項が発表された。本コンクールは、プロ・アマ問わず広く出場者を募るところが大きな特徴で、第1次・第2次予選を経て、本選は4月19日にハーモニーホール座間で行われる。審査員長は、ドイツ連邦共和国認定終身教授の資格を持ち、ブレーメン国立音楽大学声楽科教授を務める小松英典。審査員は、歌曲伴奏のスペシャリストとして知られるピアニストの塚田佳男、作曲家の木下牧子、音楽評論家の國土潤一、ソプラノ歌手の本島阿佐子。
課題曲には、瀧廉太郎、山田耕筰、中山晋平、平井康三郎らの作品が含まれ、第2次予選では山田耕筰の歌曲より任意の1曲を歌うことが規定されている。第1位入賞者には賞状と賞金70万円が贈られる。出場者の応募受付期間は、郵送の場合、20年1月20日(窓口受付は1月31日)まで。
ハーモニーホール座間
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