【CD】ジョン・ウィリアムズ レガシー

来年2月に95歳の誕生日を迎える、映画音楽・作曲家の輝かしい功績を称えるアルバム。彼の

作品が現代の名門コンサートホールで演奏されるどの“古典”にも劣らぬ魅力と影響力を備えているのは、本盤に収録された、自らが指揮して自作をウィーン・フィル(2020年)やベルリン・フィル(2021年)と演奏したライブの記録を聴けば明らか。2015年に自身のアルバムで『シンドラーのリスト』のテーマをいち早くとりあげ、巨匠とドイツ・グラモフォンとを繋いだ立役者とも言うべきヴァイオリンの“女王”ムターをフィーチャーした2曲も光る(ここで聴ける同曲は2019年録音の初共演盤より)。

文:東端哲也

(ぶらあぼ2026年11月号より)

【information】
CD『ジョン・ウィリアムズ レガシー』

J.ウィリアムズ:映画『スター・ウォーズ:新たなる希望』より「メイン・タイトル」、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』より「ヘドウィグのテーマ」、映画『シンドラーのリスト』よりテーマ 他

ジョン・ウィリアムズ(指揮)
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 他

収録:2020年1月、ウィーン(ライブ) 他
ユニバーサル ミュージック
UCCG-45144 ¥3300(税込)