第50回ピティナ・ピアノコンペティション特級三次予選進出者が決定

 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)が主催し、今年で第50回の節目を迎えたピティナ・ピアノコンペティションの最上位にあたる特級の二次予選の審査が、7月25日、26日の2日間にわたってJ:COM浦安音楽ホール コンサートホールで行われ、11名が第三次予選への進出を決めた。

◎ピティナ・ピアノコンペティション特級 三次予選進出者(三次の演奏順)
18. 菅原琉聖 Ryusei Sugawara(北海道)東京藝術大学3年
19. 沢田蒼梧 Sohgo Sawada(愛知県)名古屋大学医学部医学科卒業
20. 中澤真唯 Mai Nakazawa(埼玉県)東京藝術大学大学院修士2年
21. 石山和暉 Yoshiaki Ishikawa(東京都)東京大学医学部医学科5年/桐朋学園大学カレッジ・ディプロマ・コース4年
23. 山﨑夢叶 Yuto Yamazaki(千葉県)東京藝術大学4年
5. 西山響貴 Hibiki Nishiyama(東京都)桐朋学園大学院大学1年
8. 今泉響平 Kyohei Imaizumi(福岡県)モスクワ音楽院大学院修了
9. 柴田陽人 Haruto Shibata(栃木県)東京藝術大学3年
11. 後藤美優 Miyu Goto(愛知県)東京音楽大学4年
12. 大倉佳世 Kayo Okura(愛知県)桐朋学園大学2年
13. 三井柚乃 Yuno Mitsui(愛知県)昭和音楽大学附属ピアノアートアカデミー

 二次予選には24名が参加。ショパンのエチュードop.10または25からの任意の1曲を含む25~35分のソロ・プログラムで審査が行われた。2021年の銅賞受賞者・今泉響平は、幻覚のような響きのなかでテンポが揺らぎ、やがて高揚していくスクリャービンのソナタ第5番をダイナミックなスケールで表現。また、オール・ショパンでゆたかな情感を聴かせた沢田蒼梧、即興的な書法と対位法が交互に現れるバッハ初期のトッカータ ホ短調 BWV914を明晰なアーティキュレーションで弾いた石山和暉など、聴き応えのあるステージが続いた。

 三次予選は、7月29日午後から二次と同じJ:COM浦安音楽ホール コンサートホールで公開審査の形で実施される。このラウンドでは、ファイナルのために提出したピアノ協奏曲を公式伴奏者と2台ピアノの形で演奏する。

 現在、7月25日の二次予選から8月21日のファイナルまで、配信視聴者が応援したい奏者に1日1票に限り投票できる「オンライン聴衆賞」も行われている。聴衆賞の投票はこちらから。なお、8月29日まで、聴衆賞を実現させるためのクラウドファンディングも並行して実施されている。

【Information】
第50回ピティナ・ピアノコンペティション特級
三次予選(ファイナルで演奏する協奏曲の一部をピアノ伴奏で演奏) 11名
7/29(水)13:30 J:COM浦安音楽ホール コンサートホール
セミファイナル(室内楽+45~55分のリサイタル) 6名
8/18(火)10:30 第一生命ホール
共演/青木尚佳(ヴァイオリン)、伊藤悠貴(チェロ)
ファイナル(任意のピアノ協奏曲1曲) 4名
8/21(金)16:30 サントリーホール
共演/太田弦(指揮)日本フィルハーモニー交響楽団
https://tokkyu.piano.or.jp