ジュリアン・ラクリンが、山形交響楽団のミュージック・パートナーに就任

©Marco Borggreve

 山形交響楽団は、ヴァイオリニストで指揮者のジュリアン・ラクリンをミュージック・パートナーに迎えることを発表した。契約期間は2026年から3年間。年1回以上の定期演奏会出演に加え、室内楽や青少年向けアウトリーチ、海外発信にも取り組むという。 常任指揮者 阪哲朗、首席客演指揮者 鈴木秀美、ミュージック・パートナー ラデク・バボラークというこれまでの陣容に加わることになり、さらなる音楽的発展が期待される。
 ラクリンは、1974年リトアニア生まれ。両親と3歳でウィーンへ移住し、ヴァイオリンをボリス・クシュニールに学び、ニューヨークではピンカス・ズーカーマンに師事。指揮は、マリス・ヤンソンス、ダニエレ・ガッティから学んだ。ヴァイオリニストとしては、14歳でリッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルと共演して以来、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、バイエルン放送響、シカゴ響などの世界の一流オーケストラで演奏している。またシカゴ響、ミラノスカラ・フィル、イスラエル・フィル、ウィーン響など世界の主要オーケストラを指揮、現在はエルサレム交響楽団の音楽監督およびノルウェーのクリスティアンサン交響楽団の首席指揮者を務めるなど活躍の場を広げている。
 山響との出会いは2024年11月の第321回定期演奏会。モーツァルトの協奏曲と交響曲、ヒンデミット、シューマンという山響のためだけに組まれたプログラムで、ラクリンはヴァイオリンのみならずヴィオラ独奏も披露し、大成功を収めた。

2024年11月の第321回定期演奏会にて

【ミュージック・パートナー就任に寄せて】
山形交響楽団のミュージック・パートナーに就任できたことを、心から嬉しく、そして光栄に思っています。
最初のリハーサルから、楽団と私の間には非常に強いケミストリー(相性)を感じました。まさに「一目惚れ」のようでした。
楽団員一人ひとりが素晴らしい奏者であるだけでなく、リハーサルに臨む際の喜びや音楽的なエネルギー、そして国際的にも非常に高い水準にある演奏の質に、深い感銘を受けました。
私にとって、これが日本で初めての(継続的な)ポジションとなります。日本は多くの理由から、私が最も愛する大好きな国の一つです。
山形は日本の中でも美しく特別な場所であり、素晴らしい事務局チームと共に、定期的に山形を訪れることができるのは、この上ない喜びです。
私を信頼し、このような機会を与えてくださった関係者の皆さまに、改めて感謝申し上げます。山形交響楽団と共に、エキサイティングな未来を築いていけるよう、全力を尽くします。

ジュリアン・ラクリン

山形交響楽団 第335回定期演奏会
2026.7/25(土)19:00、7/26(日)15:00 山形テルサホール
5/25(月)発売

出演
指揮・ヴァイオリン:ジュリアン・ラクリン

曲目
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番(管弦楽版)
ブラームス:交響曲第2番

問:山響チケットサービス023-616-6607 
https://www.yamakyo.or.jp