
湘南の海を背に、鵠沼の閑静な住宅街に響くクラシック音楽の調べ——
2023年、ヴァイオリニストの白井圭が、次世代を担う若手音楽家の育成と自身の出身地域への貢献を目的に「鵠沼音楽アカデミー」を立ち上げ、これまでに3回開催してきた。ふだんは、プロの音楽家を目指す若者が音源審査を経て参加する本格的な学習の場であるが、この夏、一般の愛好家も参加できるワークショップを開催することとなった。その名も「OPEN DAY! 2025」。日程は8月15日、16日で、両日とも10:00から20:30まで。
講師の白井は、長くウィーンを拠点に活動し2020-23年にはN響のゲスト・コンサートマスターを務めた。現在も国内のプロオケをはじめヨーロッパのオーケストラからも客演コンサートマスターとして招かれる彼から、直接音楽を学べるという得難い機会、特別な2日間になることは間違いないだろう。

今回の企画では、音楽を志す学生からプロの奏者、また趣味で音楽に親しんでいる方まで、年齢・楽器を問わず、幅広い層を対象に3つのコースを用意している。
(1)ワークショップ:経験者向けの45分枠のレッスン
(2)ミニワークショップ:初心者の方にお勧めの20分枠のレッスン
(3)ピアニスト限定:白井圭とのリハーサル50分
(各日限定3名)
初心者の方には、20分のレッスン枠が設定された「ミニワークショップ」がおすすめ。一方で、しっかりと学びたい方には、45分の「ワークショップ」や、ピアニスト限定の「リハーサル枠」も。後者は、白井と一緒に演奏することで、音楽表現への具体的なアドバイスやヒントをもらえるので、この機会ならではの特別な経験になるはず。
また、どのコースの参加者も、期間中のワークショップ全てを聴講できるとあり、他の受講者のレッスンに触れることで新たな学びも得られるだろう。さらに応募状況によっては、参加者を対象としたレクチャーや、室内楽体験などサプライズ企画も検討中とのこと。
国内外の第一線で活躍し続けるアーティストから、直に音楽を学べる——そんな貴重な体験をこの夏、鵠沼で。応募締切は7月28日、お申し込みはお早めに!
文:編集部

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