東京交響楽団は、クシシュトフ・ウルバンスキを首席客演指揮者として迎えることを発表した。任期は2013年4月から3年間。ウルバンスキは1982年ポーランド生まれで、現在はアメリカ・インディアナポリス交響楽団音楽監督とノルウェー・トロンヘイム交響楽団首席指揮者を務めている。今後は14年5月のベルリン・フィルデビューが決定しているほか、世界各地の名門オーケストラへのデビューまたは客演が予定されている。
ウルバンスキと東響は09年11月に初共演し、スコアをすべて暗譜してリハーサルを行うなど優れた才能を発揮、11年6月の2度目の共演ではシマノフスキやショスタコーヴィチを圧倒的なパワーで演奏し、聴衆と楽団員を魅了した。ウルバンスキは「09年の初共演から東京交響楽団が大切なオーケストラになると感じていた。この素晴らしいオーケストラとの関係がより強固なものとなることを大変嬉しく思う」と語っている。
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