ベルリン・フィル デジタルコンサートホールが新シーズン早割キャンペーンを実施中

HIMARI、山田和樹のデビューをリアルタイムで!

 ベルリン・フィルのコンサートをスマホやテレビ、パソコンなどで楽しめる「デジタル・コンサートホール Digital Concert Hall」。4K画質・ハイレゾで、コンサートのライブ映像はもちろん、過去の公演のアーカイブ映像や貴重なインタビューも含む豊富なコンテンツを視聴できるとあって人気の配信サービスだ。現在、8月23日までの期間限定で、新シーズン早割キャンペーンが実施されている。

首席指揮者キリル・ペトレンコ ©Monika Rittershaus

 現地時間8月23日に行われる開幕演奏会には、首席指揮者キリル・ペトレンコが登場。公演日から間もない9月4日に生誕200年を迎えるブルックナーの交響曲第5番が演奏される。ライブ配信は日本時間8月24日の午前2時からだが、同日20時からも時間差再配信も用意されているので安心。

 2024/25シーズンの注目は、なんと言っても HIMARI(ヴァイオリン)と山田和樹(指揮)の初登場。わずか6歳でプロオーケストラと共演し、名門カーティス音楽院にて学ぶ現在13歳の HIMARI が、25年3月にズービン・メータ指揮のもと、ヴィエニャフスキのヴァイオリン協奏曲第1番を演奏。88歳の巨匠メータとの年の差75歳の共演は世界から話題を呼びそうだ。一方、バーミンガム市響等での実績により、ヨーロッパの主要オケへの客演も多い山田和樹も、25年6月にサン=サーンス「オルガン付き」ほかでいよいよベルリン・フィルデビューを果たす。エマニュエル・パユ(フルート)をソリストに迎える武満徹「ウォーター・ドリーミング」も注目だ。

 他にも、近年表現力において深みをみせるチョ・ソンジン(ピアノ)がアーティスト・イン・レジデンスを務めるのに加え、活躍著しいふたりの女性指揮者マリン・オルソップ、ヨアナ・マルヴィッツのベルリン・フィルデビュー、90代巨匠たち、ヘルベルト・ブロムシュテット、ジョン・ウィリアムズの登壇など、話題性十分のシーズンとなる。

©Monika Rittershaus

 開幕前の8月23日まで、早割キャンペーンとして12ヵ月チケットを、通常価格の10%OFF、152.10€(約26,700円)で購入することができる。円安の今だからこそ嬉しい特別価格。まずは、新シーズンのラインナップをチェックしてみてはいかがだろうか。

文:編集部
写真提供:Berlin Phil Media

【Information】
ベルリン・フィル デジタル・コンサートホール
8月23日までの期間限定
12ヵ月チケットが152,10 €で購入可能(通常169 €) ※自動更新なし

キリル/ペトレンコ(指揮) 2024/25年シーズン開幕演奏会
日本時間2024.8/24 午前2:00(時間差再配信:8/24 20:00)
キリル・ペトレンコ(指揮)
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調

ズービン・メータ(指揮) HIMARI(ヴァイオリン)
日本時間2025.3/23 午前2:00(時間差再配信:2025.3/23 20:00)
ウェーバー:「オペロン」序曲
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.14
シューベルト:交響曲第8番 ハ長調 D944「グレート」

山田和樹(指揮) エマニュエル・パユ(フルート) セバスティアン・ハインドル(オルガン)
日本時間2025.6/15 午前2:00(時間差再配信:2025.6/15 20:00)
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
武満徹「ウォーター・ドリーミング」
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調「オルガン付き」