開場15周年を迎える新国立劇場のオペラ部門の新シーズンの内容が発表された。2013年はワーグナーとヴェルディの生誕200年ということで《タンホイザー》と《アイーダ》《ナブッコ》が上演されるほか、ブリテンの生誕100年にもあたり、尾高忠明オペラ芸術監督が「ぜひとりあげたかった」という《ピーター・グライムズ》も上演されるのが大きなポイント。全10演目は以下の通り。
2012年10月《ピーター・グライムズ》
11月《トスカ》
11月〜12月《セビリアの理髪師》
2013年1月〜2月《タンホイザー》
1月〜2月《愛の妙薬》
3月《アイーダ》(開場15周年記念公演)
4月《魔笛》
5月〜6月《ナブッコ》
6月《コジ・ファン・トゥッテ》
6月《夜叉ヶ池》
この中で新制作は《ピーター・グライムズ》(ウィリー・デッカー演出)《ナブッコ》(グラハム・ヴィック演出)と《夜叉ヶ池》の3作品。《夜叉ヶ池》は創作委嘱作品で世界初演。作曲は香月修、演出は岩田達宗があたる。
問:新国立劇場ボックスオフィス03-5352-9999
http://www.nntt.jac.go.jp/opera