名手たちが集結して魅せる華麗なるステージ
東京小牧バレエ団が、2017年の年明けに5年ぶりとなる『白鳥の湖』全幕の上演を行う。カンパニー創設者の故・小牧正英は、1946年に『白鳥の湖』が帝国劇場で日本初演を迎えた際に、演出・振付・指導および出演をした日本バレエ界のパイオニア。また古くからモンゴルと厚い親交を持ち、モンゴル国立バレエ団との長年にわたる交流のほか、過去にはモンゴルでの海外公演も成功させている。今回の全幕上演は小牧バレエ団創立70周年と日本・モンゴル国交樹立45周年記念公演にあたり、国内外から豪華ゲストが続々登場。オデット/オディール役にはボストン・バレエでプリンシパルとして活躍する倉永美沙が、王子役は新国立劇場バレエ団プリンシパルの奥村康祐が、王妃役にはミス・ユニバース2007で世界一に輝き注目を集めた森理世が、さらにロットバルト役にはモンゴル出身のアルタンフヤグ・ドゥガラーが出演し、記念すべき新春のステージを華やかに盛り上げる。
文:小野寺悦子
(ぶらあぼ 2017年1月号から)
2017.1/28(土)18:30、1/29(日)15:00 新国立劇場(中)
問:東京小牧バレエ団03-3377-7764
http://www.komakiballet.jp/