COMPOSIUM 2023 featuring Jo Kondo
- “音楽を聴くこと”の本質を求めて(ぶらあぼ2023年5月号記事)・・・・・小室敬幸
- 特別対談[近藤譲を語る] 佐藤紀雄×小室敬幸
- 5/25公演「近藤譲の音楽」に向けてリハーサル進行中!・・・・・小室敬幸
- 武満徹作曲賞レポート・・・・・江藤光紀
近藤 譲(作曲家/2023年度武満徹作曲賞審査員)
Jo Kondo, composer / judge
1947年生まれ。東京藝術大学卒。ロックフェラー3世財団の招きでニューヨークに、ブリティッシュ・カウンシルのシニア・フェローとしてロンドンに滞在した。また、英国のダーティントン・サマースクールで作曲講師、オランダのガウデアムス国際作曲コンクール等で審査員を務め、更に、ハーバード大学やケルン大学を始め、欧米の多くの大学に招かれて講演を行っている。近年では、米国のイーストマン音楽院の特別客員教授を務めた。国内では、エリザベト音楽大学教授、お茶の水女子大学大学院教授として、そして東京藝術大学でも長年にわたって教鞭をとり、現在は昭和音楽大学教授、お茶の水女子大学名誉教授。日本現代音楽協会理事長。
1970年代末以来、内外の多くの音楽祭にテーマ作曲家として招かれ、様々な主要機関・演奏団体から作曲委嘱を受けている。作品は、オペラやオーケストラ曲から、室内楽、独奏曲、電子音楽まで広範に及び、これまでに160曲を超える。それらの多くは、国内を始めヨーロッパやアメリカで頻繁に演奏され、CDに録音されている。
1991年尾高賞、2005年中島健蔵音楽賞、2018年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2012年には、アメリカ芸術・文学アカデミー外国人名誉会員(終身)に選出された。文筆も手掛け、主な著書に『線の音楽』『聴く人』等、近著に『ものがたり西洋音楽史』、また、訳書も多い。作品は、ほぼ全作品がイギリスのヨーク大学音楽出版局(UYMP)から、そして一部の作品がペータースから出版されている。
https://jokondo.b-sheet.jp
5/23 | フィルム&トーク
5/23(火)19:00 東京オペラシティ リサイタルホール
『A SHAPE OF TIME -the composer Jo Kondo』(2016年、約100分、日本語字幕付)
監督:ヴィオラ・ルシェ、ハウケ・ハーダー
対談:小林康夫(哲学者・東京大学名誉教授)/近藤譲
5/25 | 近藤譲の音楽
5/25(木)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
[出演]
ピエール=アンドレ・ヴァラド(指揮) 読売日本交響楽団
国立音楽大学クラリネットアンサンブル(ソロ:田中香織、佐藤拓馬、堂面宏起)*
近藤譲:
牧歌(1989)
鳥楽器の役割(1974)
フロンティア(1991)*
ブレイス・オブ・シェイクス(2022)[世界初演]
パリンプセスト(2021)[世界初演]
5/28 | 2023年度 武満徹作曲賞本選演奏会
5/28(日)15:00 東京オペラシティ コンサートホール
審査員:近藤譲
角田鋼亮(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団
[ファイナリスト](演奏順)
ユーヘン・チェン Yuheng Chen(中国):tracé / trait
山邊光二 Koji Yamabe(日本):Underscore
ギジェルモ・コボ・ガルシア Guillermo Cobo Garcia(スペイン):Yabal-al-Tay
マイケル・タプリン Michael Taplin(イギリス):Selvedge
問:東京オペラシティチケットセンター03-5353-9999
https://www.operacity.jp/concert/