【CD】The Water is Wide―イギリス愛唱歌集―/辻裕久&なかにしあかね 2021/01/05 アルバムタイトルに“The”を冠したくなるような、これぞ文字通りの「イギリス愛唱歌集」。〈サリー・ガーデン〉や〈夏の名残の薔薇(庭の千草)〉、〈アメイジング・グレイス〉など全23曲を収録、おそらく誰もが何らかの形で耳にしたことのあるメロディばかりだろう。それゆえ聴き手としてはともすると安易な抒情に流される可能性がある… 続きはこちら→
第17回ヘンデル・フェスティバル・ジャパン ヘンデル:オラトリオ「ヨシュア」(演奏会形式) 2019/12/10 イスラエルの民を約束の地へと導く壮大な物語を描いた傑作 上演機会の少ないオラトリオ「ヨシュア」(1747作曲、翌年初演)を生で聴ける機会がやってきた。 指導者モーセはエジプトからイスラエルの民を救い出し、民族の故郷カナンを目指すも道半ばで他界した。ヨシュアはその遺志を継いで民を導き、道を阻む敵を次々に撃退してついに… 続きはこちら→
【CD】ヘンデル:メサイア 1741年初稿(全曲)/ヘンデル・フェスティバル・ジャパン 2019/01/30 「メサイア」は1741年に完成、翌年ダブリンで初演。作曲者は再演のたび、出演者や上演空間の音響に合わせて、楽曲の入れ替えやオーケストレーションの変更、移調を行い、存命中に少なくとも8つの版を残した。ヘンデル研究の第一人者、三澤寿喜の指揮による当盤は、あえて演奏機会の少ない初演版で収録。木管楽器を用いず、器楽・声楽合わせ… 続きはこちら→
第16回ヘンデル・フェスティバル・ジャパン ヘンデル オラトリオ「ソロモン」 2018/12/25 壮麗な合唱と管弦楽で描く賢王の栄華 大作曲家の新たな魅力への扉がまた一枚、開かれる。「メサイア」だけでは語り尽くせぬ、ヘンデルの作品の多様性を紹介することを目的に、2002年にスタートしたヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)。16回目は、美しいアリアと壮麗な二重合唱が散りばめられ、絢爛豪華な雰囲気に満ちたオラ… 続きはこちら→
第15回 ヘンデル・フェスティバル・ジャパン オラトリオ「テオドーラ」(演奏会形式) 2017/12/27 聴きどころ満載、ヘンデル円熟期の“自信作” 大作曲家ヘンデルの多彩な作品を紹介することを目的に、2003年にスタートした「ヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)」。15回目は、作曲者自身が「ほかのどの作品よりも、優れている」と評したオラトリオの傑作「テオドーラ」(全3部)を、HFJ実行委員長でヘンデル研究の第一… 続きはこちら→
第14回 ヘンデル・フェスティバル・ジャパン オラトリオ「ベルシャザル」 2016/12/21 旧約聖書の世界を壮大な音楽で描く大作 大作曲家ヘンデルの多様な作品の紹介を目的に、2003年にスタートしたヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)。14回目は、旧約聖書にあるユダヤ解放の記述を、濃密な人間ドラマへと昇華した傑作オラトリオ「ベルシャザル」(全3幕)を取り上げる。「ベルシャザル」は1744年に作曲され… 続きはこちら→
第13回 ヘンデル・フェスティバル・ジャパン オラトリオ「イェフタ」 2015/12/28 ヘンデル絶筆の大作をノーカット上演 バロック期を代表する巨匠作曲家、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの多様な作品を紹介し「メサイア」ばかりに偏った作曲家像を正してゆこうと、2003年にスタートしたヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)。13回目となる今年は「晩年のヘンデル」をテーマに、実質的には最後の大作である… 続きはこちら→
第12回 ヘンデル・フェスティバル・ジャパン 《アレグザンダーの饗宴》 2015/01/07 ヘンデルのユニークな“音楽賛歌” 多様なヘンデルの作品を紹介することを目的に、2003年にスタートしたヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)。12回目となる今回は「ヘンデルの英語の劇場音楽の多様性」をテーマに、数ある劇場作品の中でも特にユニークな存在であるオード《アレグザンダーの饗宴》全2部を全曲上演する。 … 続きはこちら→