Tag Archive for 朝吹園子

【CD】ヴィヴィアーニ:教会と室内のためのカプリッチョ・アルモニコ/朝吹園子

 「異国から来た彼が、どう活躍の幅を広げたのか。様々な個性と可能性を秘めた曲集には、その答えがある気がします」。スイス・バーゼルを拠点とするバロック・ヴァイオリン奏者の朝吹園子は、17世紀後半にインスブルックで活躍したイタリア人作曲家、G.B.ヴィヴィアーニによる「カプリッチョ・アルモニコ」を、こう位置づける。シンプル…

朝吹園子(バロック・ヴァイオリン)

知られざる作曲家ヴィヴィアーニの魅力を伝えたい  スイス・バーゼルを拠点に、欧州と日本で活躍するバロック・ヴァイオリン奏者の朝吹園子が、17世紀後半にインスブルック宮廷で活躍したイタリア人作曲家、G.B.ヴィヴィアーニによる「教会と室内のためのカプリッチョ・アルモニコ」全曲(1678)を収録した初アルバムをOMF(オア…

【CD】聖アポリナーレ教会のレクツィオ/山内房子

 埋もれたバロック作品を蘇演するなど、独創的な演奏活動を展開する山内房子が21年前、図書館のマイクロフィルムを通じ、偶然に知った作者不詳の聖週間の「レクツィオ」。かつて17世紀末〜18世紀前半頃にローマ・聖アポリナーレ教会で演奏され、今はロンドンに2種の写譜が現存。誰にも演奏されることなく、数百年間、眠り続けてきた。「…

銀座ぶらっとコンサート #126 西山まりえの歴女楽 Vol.5 アルバ公爵夫人〜スペイン情熱の恋物語

ゴヤのパトロンだった“美魔女”にフォーカス  官能的な肢体と、謎めいた視線。スペイン最大の画家、フランシスコ・デ・ゴヤの作品に登場する黒髪の美女、アルバ公爵夫人カイエターナ。楽壇きっての“歴女”と称される西山まりえが、歴史に名を残すヒーローやヒロインの人物像を、チェンバロやヒストリカル・ハープで綴ってゆくシリーズの第5…

デンハーグピアノ五重奏団

古楽のユニークな編成で楽しむ名曲の数々  2011年にオランダで開かれた第16回ファン・ワセナール国際古楽アンサンブルコンクールを制した実力派アンサンブル「デンハーグピアノ五重奏団」が、シューベルトの「ます」をはじめ、オリジナル楽器の響きを堪能できる名曲を集めた、魅力的なステージを開く。  欧州の一線アンサンブルなどで…

波多野睦美 朝のコンサート 第10回記念特別公演 イタリア歌曲集 〜コンサートと公開レッスン〜

歌曲集の真の姿を求めて  「イタリア歌曲集」といえば音大声楽科受験の必須科目でもあり、学習者にはおなじみだ。歌曲集とはいってもほとんどはバロック・オペラのアリアなのだが、20世紀初頭に「イタリア古典歌曲集」として出版された際にロマン派風のピアノ伴奏が施されたために、現在私たちが聴いているのは、多くの場合はその“化粧され…