Tag Archive for 小森邦彦

小森邦彦 & ストラスブール パーカッション グループ 2020

日仏の名手たちが新たなる表現領域を開拓する  常に呼吸し、鼓動し続ける、生きた音楽を体感したい。半世紀以上にわたる先鋭的な演奏活動を通じ、打楽器の可能性を切り拓いてきた世界的打楽器アンサンブル「ストラスブール パーカッション グループ(PdS)」が、やはり国際的な活躍を続けるマリンビストの小森邦彦をソリストに迎え、20…

【CD】Masters, Masterworks/小森邦彦

 録音もマリンバの運動性よりは奥深い鳴りに焦点を当てているからだろうか、第一印象は少し地味に感じた。が、師や作曲家、同僚との交流などを記したライナーノートを片手に聴き進めるうちに、作品をその技術的なタフさを感じさせず、最も美しい形で現前させたいという小森邦彦の思いが伝わってきた。例えば「ナイトラプソディ」は多数の声部を…

小森邦彦 マリンバ リサイタル 2019 Masters, Masterworks 〜CD発売記念〜

エネルギー漲るマリンバの新しい魅力を録音とライヴで追求  多くのマリンバ奏者が活躍する中、新作の委嘱や初演を重視して楽器の新しい可能性を探り続け、自らの音楽表現を常に開拓し続けてきた小森邦彦の存在は、マリンバを演奏する者、マリンバを愛する聴き手にとって大きな光明だろう。“木を叩く”というシンプルな演奏から生まれるピュア…

第108回〜第110回 Hakuju Hall スーパー・リクライニング・コンサート

くつろぎながら楽しむ極上の音楽  Hakuju Hallには「リクライニング・シート」があることをご存知だろうか。コンサートホールとしては異例のことだが、客席にリクライニング・シートが採用されているのだ。ゆったりとした気分で音楽を楽しめる環境として、これ以上のものはないだろう。実際に体験してみるとわかるが、リクライニン…

下野竜也(指揮) 読売日本交響楽団

マーラーとタケミツの深遠なる世界へ  首席客演指揮者というポストの効力を最大限に活用するがごとく、読売日本交響楽団の定期演奏会では、音楽シーンに新たな問題提起をするようなプログラムで客席を唸らせてくれる下野竜也。1月の『読響メトロポリタン・シリーズ』および『サントリーホール名曲シリーズ』では、マーラーの交響曲第5番と武…